1999年6月12日土曜日

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プロフィール




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松尾 浩  (MATSUO , HIROSHI)

 自分で考える特徴は3つです
  • 割りと明るい
  • できればゆるいほうが好み、何事にも「あそび」は必要です
  • 生々流転、「流れる」ものが好き

また、強みと略歴は以下です。
  • プロジェクト・マネジメント支援の経験(大規模から小規模まで)
  • 3回の組織立ち上げの経験(営利組織、非営利組織を含む)
  • 多文化チームでの仕事の経験(米国人、インド人)

⚫1991 - 2001
   外資系IT企業にて技術教育、営業支援を担当。のべ3000人以上の顧客に技術教育を提供。200件以上の受注活動における提案を実施。

 ⚫2002 -2003
   コンサルティング会社を設立、データ解析による販売促進支援、問題解決などのコンサルティングに従事。

 ⚫2003 -2005
 総務省高度IT人材育成プロジェクトにプログラム・マネージャとして参画しNPO法人の立ち上げに従事。人材育成と地域活性化に尽力。

⚫2005 - 現在
 有限会社トライテューン・テクノロジーズを設立。プロジェクト・マネジメント支援、チェンジ・マネジメント支援などの活動に従事。事例として金融業向けシステム導入において TOCクリティカル・チェーン法を導入しプロジェクト期間を2/3に短縮したなどがある。

2008 - 現在
 同社にて、2007年より法人、個人を対象にを中心に目標達成のために、学習、変化を志向するコーチング、ファシリテーションを提供している。

⚫技法など
 ミルトン・エリクソン派生の技法をコーチング、組織マネジメントに用いている。2010年にエリクソン派生のジェネレティブ・コーチングのマスター・トレーナー資格を米国カリフォルニア州で取得(民間資格)。心理療法家のミルトン・エリクソン、人類学者のグレゴリー・ベイトソン、神経科学者のフランシスコ・ヴァレラをこよなく愛している。また、システム論に造形が深い。

⚫著作・翻訳
『Xt/Motif クライアント設計』J.D.スミス 松尾浩訳 1994 、トッパン 1994 .
『コンピュータビジネス成功へのステップ』J.ダニング著、松尾浩訳、トッパン 1994.
『Windows NTではじめる TCP/IPネットワーキング』松尾浩、松尾道明、共著
『データウェアハウス構築編』W.インモン 1章翻訳を担当 トムソンパブリッシング 1997.
『Windows NT ユーザ管理ガイド』松尾浩、奥田司郎、小畑喜一、共著
『メタファーの技法』D.ゴードン浅田仁子訳、松尾浩解説 実務教育出版 2014



以下、詳細プロフィール。時間がある人だけ読んでください。 



松尾 浩 と申します。飛行機が大好きな子供でした。

 ―― 平凡な日々に非日常への誘いが訪れる ――

 大学院で流体工学を修め、1991年に外資系コンピュータ会社に就職。顧客への技術教育からキャリアをスタートしました。その後、営業の提案支援などを担当し、技術者として平凡ながらも充実した日々を過ごしていました。

  そんな中、2000年頃から仕事の環境に変化が訪れます。一つは、自社の大型合併が決まったこと。人員削減が始まって、自分が対象ではなくても、会社に混乱が訪れることは容易に予想できました。特に、文化の異なる会社が一緒になるのですから大きな混乱になります。

 もう一つは、2001年にシリコンバレーへ出張した時にカンファレンスで起業家と立ち話をしたこと。内容は以下のようなものだったと記憶しています「あなたは、今のまま不満を言い続けることもできますし、起業家として自分で何か新しいことをはじめることもできます」これはかなり示唆的でした。

帰って、周りを見ると、会社の卒業生で自分で起業している人たちがいることが分かりました。中には会社を店頭公開や上場までこぎつけたツワモノも。
 
 ―― 一社目の会社を立ち上げてみたものの ――

 この影響もあって、2002年に仲間とコンサルティング会社を起業することにしました。企業の問題解決や販売促進を支援が中心の仕事です。幸い、前職の会社の助けもあり、仕事はいくつか受注できました。しかし、自分がいかに会社の「カンバン」で仕事をしていたのかを思い知ることになります。また、「ソリューション」と銘打った「技術」や「方法論」を顧客の事情を考えずに顧客に押し付けていたこともよくわかりました。結局、顧客の課題は一つひとつがユニークなものであり、それに対する解決策を誠心誠意考え抜かないとうまくいないということを身をもって実感しました。結局、アナログな広告プロモーションへ舵を切ろうとしていた経営の方向性の違いからその会社からは離れてしまうことになります。

 ―― 上意下達の組織から横の連携の組織の立ち上げ ――

 2003年からIT人材育成のNPO(特定非営利活動法人)の立ち上げにプログラム・マネージャとして従事することになりました。中央省庁、自治体、外資系企業、地場企業、学術会が連携すると言えば、聞こえはよいのですが、文化も習慣も違うので、ある意味、前職で米国人と話しているよりコミュニケーションが難しい場面もありました。やはり、育った環境、仕事を学んだ環境が違うと、世界観はまったく違うものになります。例えば、昇進か退職か?の外資系企業の社員と、ほぼ終身雇用の地方公務員とでは世界観があまりにも違います。しかし、プロジェクトを成功させるためにこういった世界観の違いを超えてまとめていかなければなりませんでした。

 一般的な縦割りの組織から水平にゆるく連携した組織へのパラダイム・シフト。上意下達の指示ー命令だけでこのような組織が動くことはありません。ドラッカーの『非営利組織の経営』を座右の書として走り続けました。ここでの学びは「ビジョン」と「使命」の大切さです。これがないと人の想いを束ねることが出来ないばかりでなく、組織が自律的に動くようになることもありません、組織の存在価値そのものが問われることになります。

 また、小さい組織は兎に角劇的に変化します。大企業で30年でかかることが、小さな組織では1、2年で起こります。兎に角変化についていく、理想は自ら変化の震源地になる必要があります。このようなわけで、大企業で優秀な人材が中小企業で優秀というわけではないことも理解できてきます。どちらが良い悪いではないですが、おそらくスピード感の違いです。小さな組織はやはり速く動かなければなければいけません。

 毎日経験する驚きは深い学びになりました。そして、関係者の想いと実践の賜物ですが、現在このカリキュラムは九州大学に専門職大学院が設立されて引き継がれています。

 ―― 二度目の起業 ――

 2005年に再度起業、社名のトライテューン・テクノロジーズの由来は、成功は、「人」「プロセス」「技術」の統合からもたらされるという意味で命名しています。

 この時期から主に、プロジェクト・マネジメント支援に従事します。大規模なプロジェクトになると、数百人を越え、予算も2桁から3桁億になることもあります。基本的にはプロジェクト・マネージャの近くにいてプロジェクト・マネジメント支援を行う仕事です。自分の立場は外部のコンサルタントですが、かなり責任重大です。それでも、プロジェクトを目標どおりに終結させた後にメンバーと飲むビールの味はまた格別です。

 しかし、プロジェクトには影の部分もあります、長年こういった仕事に従事しているとメンバーの中に心身の調子を悪くしてしまう人が出てきます。それもかなりの頻度で。しかも、繊細で優秀な方ほどこういう傾向にあるように思います。コンサルタントとしての自分が下手なアドバイスや指示をすると、プロジェクト・チーム全体の歪を調整しようと奮闘する個々人に心身の不調が現れる可能性が出てきます。

 このような考えから、人や組織に関する方法論について研究を深めることになります。後で分かったことですが、プロジェクトで心身の調子を崩す方は、家族療法でいうIP(Identified Patient) ということにあたります。別にその人が悪いわけではなく、組織の歪を一手に引き受けているような格好になっています。こういった課題は単純なロジカル・シンキングだけでは解決するのは困難です、やはりシステム思考や家族療法的な知見が必要となります。

 ―― 心身状態を良好に保ってプロジェクトを成功させる方法は無いのか? ――

 2007年から本格的にコーチングを学びはじめました。そして、心理療法家のミルトン・エリクソンと人類学者のグレゴリー・ベイトソンの研究にのめり込んでいきます。理由は、プロジェクト・チームの課題を解決できるのではないかと考えたからです。

 2007〜2010年までのべ3ヶ月ほどカリフォルニア州に出向き心理療法家のミルトン・エリクソン派生であるジェネレティブ・コーチングのマスター・トレナーの資格を取得、そして実務に活かし始めました。知り合いから、トレーニングはやらないの?というお問い合わせを頂いたりもするのですが、個人的なポリシーとして「現場で効果を実証してから」そのため、少し時間を時間をかけて実験と熟成を重ねていたところがあります。実証した結果、それなりに確証が持てたところもあり、この方法論もっと明示的に使ってみたくなった、ということも今回の募集の背景にあります。それで、私が活用する方法論は以下のようなすべてミルトン・エリクソンから派生した手法です。

 ―― これから何をしたいのか?――

 これから何をしたいのは非常にシンプルで、以下の3つです。
  • エリクソン派生の方法論で人や組織の変化と学習を支援する
  • 常識の枠組みを越えた革新的な問題解決や目標達成を支援する
  • 個人と組織の縦糸と個人とソーシャルを横糸にしたプロジェクトを起こす
 こんな感じのことをやっていこうと思っています。


 敬具


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