2011年9月20日火曜日

リズム・ゲシュタルト

今日は音楽の話を少々。

音楽は生きものであって要素に還元することは難しいのですが、そこをあえて要素に還元すると、普通は、 1) メロディー、 2) リズム、3) ハーモニーの要素から成り立ちます。

もっともこの3つの要素にそれぞれの動的関係性である 4) ダイナミクスを加え、4つの要素とする考え方もあるようです。[1]

ポリリズム

それで今日は上のリズムの要素にあたるポリリズムの話を始めましょう。

普通音楽にはリズムというものがあります。日本語でいうと拍子というやつです。通常は4/4拍子だとか3/4拍子だといったりします。

それで基本的には、一つの拍子で最初から最後まで演奏すれば良いわけですが、世の中には非常に器用な人が居て複数の拍子を同時に演奏するドラマーやパーカッショニストがいます。 このように複数の拍子が同時に存在することをポリリズムと言います。[2]

音楽は要素に還元することは難しいのですが、リズムに着目してあるリズムに焦点を当てると確かに4/4拍子だということになりますし、別のリズムに焦点を当てると 3/4拍子だということが起こります。

それで、普段はこういった特定のリズムに焦点を当てるといった聴き方をすることはなく、リズムのゲシュタルト(ある時間内のリズムの総和)を全体のノリとして聴くということになると思います。


 こうするといくつかのリズムが混ざりあって、複雑な色を織りなす、例えば、民族音楽のような独特のリズム感が生まれることになるわけです。

もちろん、これは音楽に限らず、少し大上段に構えた、歴史の流れ、あるいは人生みたいなものを振り返っても、単一のリズムが粛々と流れているなどということはあり得ないわけで、やはり、色々なリズムが同時並行に流れる、つまり、ポリリズムが流れているのだろうなぁ・・・と考えたわけです。

それで、そんなたわいも無いことを考えながら、ポリリズムと言えば、真っ先にジョン・コールトレーン・カルテットでドラムを叩いていたエルヴィン・ジョーンズを思い出すわけですが、このリズムでエルヴィンは一体何を表現したかったのだろうか? と少々哲学的な思索にふけった秋の早朝だったわけです。

(曲の中でポリリズムが使われている例)
※音がデカイのでちょっと注意。

   
文献


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