2011年12月1日木曜日

ソリューション・フォーカスの効果についてのメタ分析



メタの視点から、すくなくとも3つの要素の共通点を見ると認知バイアスが補正できると思うのだけれどなぁ。

独り言


今日は、「ソリューション・フォーカスの効果についてのメタ分析」と題して少し書いておきましょう。

メタ分析と何か?

はじめに、メタ分析[1]と何か?について少し考えてみることにしましょう。

例えば、心理療法の効果といったことについてその効果を検証しようと考えたとします。

それで、個人の研究者、あるいは少人数の研究者のグループが被験者に対して何かの介入を行い、その統計を取るというようなことを行います。

もちろん上のような社会科学的な実験に限った話ではないと考えますが、ここでこの実験に関して大きな落とし穴が考えられます、その一つは、個人の研究者あるいは少人数の研究者のグループに何らかの認知バイアス[2]を持っており、この認知バイアスが反映された結果が得られてしまったような場合です。

もちろん、人が観察している限りこの認知バイアスは避けられないのでしょうが、この認知バイアスの影響を補正するのがメタ分析ということも言えるでしょう。

メタ分析は、文字通り、同じような研究を行なっている複数の個人やグループの研究結果をメタの視点に出て統計処理して定量的に比較することになります。このようにメタ視点から俯瞰的に比較することにより、標準から大きく外れるデータを補正することが出来、認知バイアスの影響を極力排除した形式で効果検証を行えるということになります。

さて、上のお話を前提にして、今日の本題に入ることにしましょう。以下のリンクにMRIから始まった短期療法の流れを組むミルウォーキー派の心理療法である「ソリューション・フォーカス」[3]


についてこのメタ分析を行った博論がありますが、実際のメタ分析がどのように行われているのか?を知るにはとても参考になる論文です。


それで個人的には諸所の理由から、メタ分析されてある程度効果の検証された手法を心理療法ではなくコーチングに活用させていただいているということになります。


それで、コーチングの世界も科学的な証拠に基づく方法論を活用するエビデンス・ベースド・コーチング、あるいはエビデンス・ベースド・マネジメント[4]が潮流になっていることを考えると、やはり個々人の経験を綜合し、かつ認知バイアスを排除した本当に効果的なやり方を見つけるためにはメタ分析は欠かせないことなのだろうなと考えている今日この頃だったわけです。

文献

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