2011年12月29日木曜日

Do more / Do different



対象をシステムと考え、それがどのような良循環によって維持されているかを考えると色々なことが上手くいくように思えますねぇ。

独り言


今日は、「Do more /Do different」と題して少し書いておきましょう。

変化を起こすための介入 Do More -
 
カリフォルニア州パロアルトにある短期療法の研究機関であるMRI(Mental Research Institute)の介入モデルですがDo more / Do different ということがあり、短期療法の中核になる考え方です。

それで、「よくわかる!短期療法ガイドブック」[1]からの引用で以下のリンクの p.7 に説明されていますが、


現在起こっている良循環を拡張していく(Do more)か、悪循環を断ち切る(Do different)の何れかの介入方法が紹介されています。

もちろん、個人的には心理学大学院を出たわけではないため心理療法は行なっていないのですが、このモデルは仕事や日常生活の場面でも非常に活用できるモデルだと考えています。

それで、個人的にはやはり Do more から行くのが基本だと考えています。

例えば、クライアントさんに新しい方法論の導入を提案するような時のことを考えてみましょう。

普通は、新しい方法論を導入する時はやり方を根本的に変えることにもつながるため社内の抵抗を受けることが普通で、これが外国から来た例えば、ABCなどといったアルファベットのついた方法論なら尚更だというわけです。

 おそらくもっと深い部分から考えると今やっていることの完全否定、つまり「ダメだから変えなければなりません」といったメタ・メッセージを送ることにもなってしまうからでしょう。

それで、まずは Do more のアプローチです。 一見、悪循環に陥っていると思われるような組織にも一つくらい良いところがあるものです。

それで、まずはこの良いところから見つけることになります。 そして、やはりこの良いところを認識してもらうというところから始めます。


もちろん、ここで普段使っている認識の枠組みをリフレーミングしないと良いところが見えてこないかもしれません。でも、逆に考えてみましょう、普段使っている認識の枠組みまで変えてみてみると必ず良いところが見つかると・・・

そしてクライアントさんに同意を求めることになります。「ここは良いですねぇ。」それで、クライアントさんにこれを認識してもらって、この良循環を強化するように何かを継続して実行してもらうということになります。もちろん優秀なコンサルタントなら、前に説明した欧米から来たABC云々という方法を目立たないようにこっそり使っているでしょう。

それで、個人的には Do more を繰り返して行くことが重要ではないかなぁと思っています。

もちろん、今やっていることがダメだから変えましょう Do different のアプローチもあるのでしょうが、個人的にはこれをやって成功した会社は背水の陣で倒産寸前まで追い込まれているような会社ではないかと考えています。

やはり人は今やっていることの全否定みたいなところはやりたくないのでしょうからねぇ。

文献
記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com

0 件のコメント:

コメントを投稿