2012年1月29日日曜日

言葉を変えると行動が変わる


 
1. Change yourself.
2. You are in control.
3. Forgive and let it go.
4. Without action, you aren't going anywhere.
5. Take care of this moment
6. Everyone is human.
7. Persist.
8. See the good in people and help them.
9. Be congruent, be authentic, and be your true self.
10. Continue to grow and evolve.

Gandhi on Changing the World (and Yourself in the Process)


今日は、「言葉を変えると行動が変わる」と題して少し書いておきましょう。

言葉を変えると何が変わるのか?

今日はタイトル通りに「言葉を変えると行動が変わる」と題したトランスフォーメーション・マネジメントの良書をご紹介しておきましょう。

英文での原題は、「HOW THE WAY WE TALK CAN CHANGE THE WAY WE WORK」。


 個人的には、日本語化されていないのがもったいないと思うほどの良書と思っています。もっともこういった良書が翻訳されて店頭に並ぶと自己啓発系の人が失業してしまうのでそれはそれで良いところもあるのだろうなと思っています。

本書は、両名ともハーバードの博士号を持つ、ROBERT KEGANLISA  LASKOW LAHEYによって書かれた書籍で内容的にはかなりしっかりしています。余談ですが、本書の著者は、同姓同名の米国のネオコンを代表する政治評論家である ROBERT KEGAN氏とは別人です。

 本書の内容を見るとニュアンス的には、「言葉を変える、そしてちょっとした物事の見方を変えて、いつもとは違う行動を取ると、それが習慣になり、もっと高次にある思考フレームが変り、その結果、人生が変わる」という内容になっていますが、まったく奇を衒ったものではなく、誰にでも納得が行き、個人から企業のエグゼクティブまでを対象にした(セルフ)コーチングのような形式で使えるのではないかと考えています。

それで、内容は短期療法や家族療法で使うリフレーミングのイメージに近いのですが、私たちの高次にあって行動を規定しているこの枠組を、言葉を変えることで変えていくというのが本書の内容です。

具体的にはどのように言葉遣いを変えるか?というと以下の7つの方向性が示されていることになります。[1]


1.      「不満」を表明する言葉遣いから「コミットメント」を表明する言葉遣いへ
2.      「非難」を表明する言葉遣いから「自分の責任」を表明する言葉使いへ
3.      「念頭挨拶」のような言葉遣いから「尖がったコミットメント」を表明する言葉遣いへ
4.      「前提に振り回されている」言葉遣いから「前提をおさえた」言葉遣いへ
5.      「過去の成功を賞賛する」言葉遣いから「進行中のことに集中する」言葉遣いへ
6.      「規則やポリシー重視」の言葉遣いから「現在の同意を重視する」言葉遣いへ
7.      「批判主義」の言葉遣いから「脱批判主義の」言葉遣いへ



それで、本書は上の方向性に従ってワークシートを埋めていく形式になっているので、結構使い勝手が良いのではないかと思っています。

もちろん、上の作業はある意味、普段意識していない自分の持っている高次の思考フレームについてメタ認識することで、それを変え、そして行動を習慣化することによってその思考フレーム定着することにあるように思ってきます。 

もちろん、、途中で対立や葛藤が出てくることが予想されますが、当然こういったことが出てくるのを予め織り込んでいるため、対立や葛藤の解消を行いながら進めていけるところも本書の優れたところでしょう。

それで、本書を読んだ気づきは、やはり自分自身に対するコミットメントを重視しているという点であり、本書の対象としている読者は、自分で主体的にコミットメントを行うことが出来るある程度の自我の強さを持った個人や企業のマネージャやCEOを対象にしているように思ってきます。

逆の言い方をするとあくまでもコーチングであってセラピーではないということになります。

何れにして、まったく高い本ではないので一度試してみるというのはありのように思ってきます。


文献

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