2012年2月20日月曜日

すれ違いの構造(その4)


 
判断基準が自分の外にあるのか?内にあるのか?ある程度考えておくことは重要なことのように思えてきます。

独り言


今日は、「すれ違いの構造 その4」と題して少し書いておきましょう。

内向と外向

個人的には、これは状況との相互作用で決まる傾向で、青竹を割った二分法で決めることは難しいと思いますが、内向、外向という傾向を思い出します。

これは関心が自分の内側にあるのか?外側にあるのか?の傾向を示していますが、


内向………………外向


 元々は、C.G.ユングのExtraverson/Intraversionと指摘した型からの引用です。[1][2]

 ユングによれば人の関心について傾向はどちらかに分かれる傾向があると言われているようですが、この型が異なる傾向の人がコミュニケーションを行うと話が噛み合わないというようなことが起こると考えられます。

 もっとも、個人的は内向、外向と二分法で傾向が分かれるという立場は取っておらず、構成主義的に、内向、外向の循環を考えましょうという立場を取ります。

 されて、話を元に戻して、内向、外向をマーケティングの例で説明しましょう。

マーケティングにはプロダクト・アウトという考え方とマーケット・インという考え方があります。

プロダクト・アウトはスティーブ・ジョブズではないですが、市場の動向はそれほど気にすることは無しにその企業やマーケッターの信じるところに従って素晴らしい製品を出せば市場はついてくるというような考え方です。

この場合、自分の関心はもっぱら内的なところに向いているでしょう。 もちろん、この場合は誰も見たことのないような画期的な商品が市場にリリースされ大成功する可能性もありますが、市場が立ち上がらずに大コケする可能性もあるわけです。

マーケット・インは、市場の動向に感心を払い、厳密な市場調査に基づいて顧客のニーズを把握し製品を開発し、リリースするようなやり方です。 この場合、厳密な市場調査を行うことで大コケする可能性は少なくなりますが、あまりユーザの言いなりの製品を開発するとどこかで見たような新鮮味の少ない製品が市場にリリースされるようなことが起こります。

もっとも、これは一般的な傾向ということになり、必ずしも二分法でどちらかの方法しか取れないということでもないでしょう。

現在は、内向、外向の切り口以上に、収穫逓減の物理的なモノやサービスと、人の認識が関係する収穫逓増の論理的な情報が相互作用する、時代になっているため、この部分がマーケティングの鍵になっているようにも思います。
 
 さて、結論を急ぐと、仕事や日常生活の場面で、自分の関心、判断基準が外にあるのか、内にあるのか、それを反転してみたらどんなことが起こるのか? それを考えてみると結構面白いなと思った今日この頃だったわけです。

文献

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