2012年2月22日水曜日

すれ違いの構造(その6)


 
タスクに目を向けると課題の解決に向けてすぐに行動できるようにも思えるわけですが、関係性というところに目を向けると課題の解決に重要な「おへそ」の部分が見えてくるようにも思ってきます。

独り言


今日は、「すれ違いの構造 その6」と題して少し書いておきましょう。

問題解決の関心事

問題や課題に向きあう時の関心がどこに向いているのか?のある程度の傾向として以下が示される場合があります。[1]


1.     タスク
    選択、決断
    手順
2.     関係性
    自己
    他者
    コンテクスト


はじめに、タスクに関心が向いている場合について考えてみましょう。

  • タスク 

この場合、具体的に何をどうするのか?という具体的な行動について考えることになるでしょう。

  例えば、仕事で経営に近い層に従事しているとすると、問題や課題が発生した時にいくつかの選択肢をつくってその中から決断をすることで課題や問題解決を図るというようなスタイルになることが多いでしょう。

 一方、同じタスクに感心が向いていても、定形業務に従事しているような場合は、予め決められた解決手順やプロセスに則って処理を行うということになると思います。この場合、自分たちで解決できない課題に遭遇した場合は、上位マネジメントへエスカレーションすることになるでしょう。
  • 関係性

次に、関係性というところに関心が向いている場合を考えましょう。

 自己に感心が向いている場合は、自分自身をメタ認知することで様々な物事を内省するような形式で考えることになるでしょう。

 また、他者に感心が向いている場合、他者と対話しながら物事を解決していくようなスタイルを取ることになるでしょうし、コンテクストに感心が向いている場合は、まわりの状況、文脈を理解しながら課題に取り組むことになるでしょう。 個人的にはコンサルティングのドキュメントなどについて、背景としてこの状況、文脈を明示するのが好きなほうです。

 それで、仕事や日常生活において立場や状況によっても異なると考えられますが、これらの関心の方向性がすれ違うとコミュニケーションが上手くいかないということになります。

 もちろん、どれか一つだけに関心を向ければ良いというわけではないのでしょうから、問題、課題の解決においては上で述べたいくつかの切り口から眺めてみると、問題、課題も随分立体的に見えてくるのではないかと思います。

文献

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