2012年2月15日水曜日

I-IN-NOW


 
何かに囚われている心を解き放つには、今・ココにある状態の純粋経験に戻して、見る者と見られるものの主客分離の前の状態に立ち戻るというのはとても重要なことなのでしょうねぇ。

独り言


今日は、「I-IN-NOW」と題して少し書いておきましょう。

純粋経験に戻る

今日は、個人やグループの認識を変化させ、未来を創発させる方法論であるTheory UU理論の)[1]Field Structure of Attention である「I-IN-NOW」について少し書いておきましょう。

トリプル・ループ・ラーニングを志向するTheory U Uの底に到達する過程で現在までに学習して身に付けた習慣やメンタル・モデルを規定する思考フレームをアンラーニングして手放すというところを目的の一つとしていると考えられます。

つまり、これがきちんと機能すると、コンサルティングで最も難易度が高い、チェンジ・マネジメント[2]や意識改革の手法として使うことが出来るということを意味しています。

 それで、YoutubeにアップロードされていたTheory Uの方法論をつくったオットー・シャーマ博士の「Operating from the I-in-Now」と題された映像を視聴すると非常に深いことを言っていることに気がつきます。



 この状態は、以下のリンクで書いたエリクソン催眠のセンタリング、あるいは禅の純粋経験[3]とも非常に関連するわけですが、まさに「今・ココ」に存在するというだけの状態ということになります。


それで、Theory Uの一番底にある「I-IN-NOW」という知覚の状態がまさに純粋経験の状態でインスピレーションや創造性の元である場(Field)が創発してなんらかの根源につながった状態になるというわけです。

もっとも、こういったことを書くと、何か怪しい自己啓発セミナーみたいだ、ということになるのですが、これをMITのスローン校の先生がやっているというところがご愛嬌というところなのでしょう。

シャーマ博士は以下の3つの条件を調整することでこの状態になることが可能であると述べています。


l       水平のコネクション(自己と他者)→主客分離する前の状態
l       垂直のコネクション (self小文字の自己:意識と Self 大文字の自己:無意識がつながっている状態)
l       今・ココ(過去と未来をつなぐ今ココに在る)


I-IN-NOWへのファシリテーション

それで、個人的にはこの状態をどのようにファシテーションしたものか?と考えるわけですが、一番手っ取り早い方法は、催眠療法家ミルトン・エリクソンの妻であるベティ・エリクソンの開発した「自己催眠」の手法を使えば非常に簡単に出来るということになってきます。

 具体的な手順は以下のリンクを参照してください。


以下のリンクで「トランスの定義」ということについて書いたわけですが、


トランスとはある一つの要素、あるいはその要素が集合したグループに(知覚の)焦点を当てていてあるいは集中が高まった状態」と定義されていました。

 ベティ・エリクソンの自己催眠は、この知覚の注意を、自分の外にある事象に対して、視覚→聴覚→体感覚、何回かサイクルを回して切り替えて行くということになるわけですが、安全な場所を確保して、きちんと手順どおりに行うと、誰でも I-IN-NOWの状態に入れるようになってきます。

もっとも、この状態からUの底をジャンプして右肩上がりに未来を創発させるのか?ということが課題になってくると思いますが、これについてはおいおい書いていくことにしたいと思います。

文献
[3] http://www.weblio.jp/content/純粋経験                                             

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