2012年5月23日水曜日

参考文献



ミルトン・エリクソンに関する参考文献は英語で ダブル・テイク、トリプル・テイクになっているので、一度は英語で読まないと意味が分からないことが多いのだよねぇ。

まぁ、2ch でいう縦読み、ナナメ読みみたいに一つの文章でも色々読めるようになっているからなぁ。(笑)

独り言


今日は、「参考文献」について書いておきましょう。

 参考文献

「参考文献」というカテゴリーを設けて以下に適時追加することにしました。
原則として、1)保有している、かつ 2)最低1度は全体を読んだ、文献を紹介していきます。


純正のエリクソニアンを目指す人にとって最適な入門書




Hope & Resiliency: Understanding the Psychotherapeutic Strategies of Milton H. Erickson, MD 


エリクソン財団の重鎮先生方が推薦されていて、まさに銀のスプーンを加えてこの世に生まれてきたミルトン・エリクソン関係の著作。
2005年にダン・ショートとミルトン・エリクソンの次女であるベティ・アリス、三女であるロキサンナの3人によって執筆されたエリクソン催眠の原則について書かれた著作。エリクソン関係の著作は読者を選ぶものが多いので多少の前提知識がないと理解するのは難しいのかもしれないけれども、この著作は変なクセがないので入門用としては非常にお薦め、もちろん入門といっても学士でやる一般教養程度に心理学とかの知識はないと難しいのかもしれないけれど・・・・。



エリクソン財団推奨の初級・中級者向けの准公式テキスト




Ericksonian Approaches: A Comprehensive Manual

2005年に出版されているミルトン・エリクソンの具体的な技法について体系的、網羅的、かつ具体的に書いてある綜合マニュアル。著者のお二人はかなり高齢だと思ったけれど、逆の言い方をするとライフワークとして人生をかけてミルトン・エリクソンの大きな足跡を追っかけてきたお二方の魂がこもった力作でもある。もちろん著者らはこれを読んだからといってエリクソンの論文や他の人が書いた本を読む必要がないとは言っていないし、逆にもっとも積極的に読むように薦めているところがある、けれども、エリクソンの技法は何か?を理解したかったら本書を読んであれこれ実践してみるのがてっとり早いと思う。その意味ではたったP.600の英文を読めばエリクソンの全体像は理解できるわけだからとりあえず読んで実践してみるのが良いように思ってくる。名人や達人という領域に行くのは難しいのかもしれないけれど、先人が敷いてくれたレールの上を走って行くと何とか有段者にはなれそうだと分かってくる。






Hypnotic Realities: The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion

1976年にエリクソン&ロッシで出版されている心理療法家ミルトン・エリクソンの主に技法に焦点が当てられた良書、特にエリクソンが用いた間接的な暗示の言語パターンについて詳しい。



Experiencing Hypnosis: Therapeutic Approaches to Altered States



1981年に出版された書籍なので、エリクソンが亡くなった翌年、に出版されたアーネスト・ロッシとの共著になる著作。個人的には本書を積極的に手に入れようとしたわけではないのだけれどなぜか机の上に転がっていて、どうやって手に入れたんだっけと一瞬考えこんでしまったところがある。確かカリフォルニアで買ってきた記憶がある。それで、内容的には4つのパートに分かれていて第一部が間接暗示、第二部が誘導時、治療時のカタレプシー、第三部が誘導時、治療時の観念運動シグナル、第四部が懐疑的な心でトランスを学ぶ となっている。個人的にはエリクソンを学ぶには原典にあたるのが一番効率が良いと考えているわけだけれども、その意味では本書も原典の一つ、でお薦めというレベルではなく「エリクソニアン」を名乗るなら必須の1冊でしょうと、という以前に読んでないヤツは単なるモグリでしょう・・・という一冊。






http://www.amazon.co.jp/dp/0876304420/

Therapeutic Trances: The Co-Operation Principle In Ericksonian Hypnotherapy

本書はスティーブン・ギリガンの1996年出版された著作。まえがきにジェフリー・ザイクが登場してこういう逸話を紹介している「電球を変えるのに何人のエリクソニアンが必要か?」「答えは8人」「理由は、最初の1人がクライアントを治療し、残りの7人がどのようにしてそれが上手く機能したのか?をメタファーで説明するから」。本書は、この最初の1人が具体的に何をやっているのか?エリクソニアンの治療のプロセスを非常に丁寧に説明した著作。価格にプレミアがついているけれども一読の価値はある。





Steps to an Ecology of Mind

ミルトン・エリクソンが何をやっているのか?を観察するための視点を養うための必須本であるグレゴリー・ベイトソンの「精神の生態学」の英語版、日本語版も持っているのだけれど、ヤボ用があってベイトソンが教鞭を取っていたカリフォルニア大学サンタ・クルーズにのべ3ヶ月くらい滞在する機会があって、その時持って行ってキャンパスの中で読んでいたのがこれ。同大には全米一ベイトソン関連の資料が揃っているマクヘンリー図書館があって調べ物もしていたのだけれど結構圧巻だった。 













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