2012年6月11日月曜日

メタファーで組織を変える



文章上のルールを変えただけだと組織の根本的な意識みたいなところまでは変わらないように思ってくるわけですが、組織が根本的に変わるにはやはり創業者の都市伝説とか神話だとかストーリーといったものが組織特有の思考や行動を生み出す上で非常に重要な役割を果たすように思ってきます。

独り言


今日は、「メタファーで組織を変える」について書いておきましょう。

組織を変えるメタファー

今日も手短に。以下のリンクにデンマークの大学の先生が書いた「Changing organisations with metaphors」(注 organisationのスペルについては原本から転記)エッセーについて書いておきましょう。


  これは上手くできたメタファーがどのように人の認識に働きかけそして行動が変え、そして、組織を変革することができるか?について書かれたエッセーです。

人の知覚や認識に働きかけて認識や行動を変えるためのメタファーと言えば、ミルトン・エリクソンを連想するわけですが、この論文の裏にもエリクソン式のメタファーがプロットされていることになります。

 それで、このエッセーは、上手く出来たメタファーを使うとどのように認識が変わり行動が変わるのか?が認知科学や認知心理学の視点から理路整然と説明してあるという点では非常に良いエッセーのように思ってきます。

 また、以下にも効果的なメタファーがどう機能するのか?またそれをどうつくれば良いのか?について書かれているエッセーがあります。

  

メタファーというのは文字通り「メタ」というくらいですので、現状抱えている課題の抽象度を上げて一般化する補助線として働くのが一つ、そして、その抽象化された課題に対して演繹的に方向性を与えるというのが一つ、そしてその方向性を具体化することで現状についての具体的な解決策が見つかるというのが一つ、要はTRIZでいう一度抽象度上げて考え、そして再度抽象度を下げて具体策を考えるというようなところで思考の補助線となる役割をするように思ってきます。

もちろん、これ以外にもその組織の創業者の都市伝説のようなメタファーがいくつもある組織は、こういった神話にも似たメタファーを繰り返し聴きながら実際の業務にあたることで、その組織のDNAが醸造されるということにもつながっていくように思ってきます。


文献
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