2012年6月17日日曜日

催眠による記憶への介入



MRIのベイトソン・チームへエリクソンの技法を認識論に還元して理論化したけれど、最近だと認知科学に還元して説明しているのが多いですねぇ。 もちろん、説明できたからといって実践できるわけではないですけれどねぇ。(笑)

独り言


今日は、「催眠による記憶への介入」について書いておきましょう。

催眠を記憶に還元して考えてみる
 
 Wikipedia の記憶の項目を参照すると、この記憶にも、いくつかの種類が存在することが分かります。[1]

 それで、感覚記憶、短期記憶(ワーキング・メモリー)、長期記憶がどのように連携するのか?を考えると概ね以下のようになることが知られています。[2]
 この図から考えると物事を見るスキーム、あるいは信念・価値観といったものが保持されている長期記憶を形成、再構築するために自分自身で操作できるところは、感覚記憶を操作するために身体を操作するとか、注意を変えるとか、短期記憶の中でイメージを操作するなど非常に限られたことしか行えないことが分かってきます。

 それで、臨床催眠の学会誌「American Journal of Clinical Hypnosis 」に掲載された、(現代)催眠の技法を活用してこの記憶に介入する手法について書かれた論文について紹介しておきましょう。


 この論文は、基本はエリクソニアンの技法を使って、記憶の形成と再構築を行う技法について解説されているわけですが、要は、催眠の技法は記憶への介入ですよ、ということが分かりやすく説明されている点では非常に良い論文のように思ってきます。

文献
[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/記憶           

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