2012年7月6日金曜日

ユーティライゼーションの心構えとやり方

                                     

ユーティライゼーションって、相手の声、声なき声、そして状況、文脈、コンテクストに注意を向けましょう・・・そして、それとダンスしましょうということなんだけれど、案外これができていないのですよねぇ。 空気を読まずに自説を押し付けてしまったりするからなぁ(笑)。

独り言


今日は、「ユーティライゼーションの心構えやり方」について書いておきましょう。

一見不都合なことでもそれを利用する

 今日は、手短に。

エリクソニアンの重鎮のお一人であるスティーブン・ギリガン博士がミルトン・エリクソンの用いた技法というかほとんど哲学とも言って良い「ユーティライゼーション(Utilization)」について行ったブリーフ・セラピー・カンファレンスでの資料がネットに落ちていたのでこれをリンクしておきましょう。


この中にユーティライゼーションのマントラというのが書かれており、自分やクライアントにとって一見不都合な状況であっても

1.      それは面白い
2.      (それによって)何かが目覚めようとしている
3.      それは意味があることだと確信している
4.      よくぞやってきてくれました・・・

というパターンを身体に落としこんでいくのが面白いところなのでしょう。

もちろん、これはポジティブ・シンキングなどとはまったく違う考え方であり、文字通り状況や相手との関係性を把握してそれをとにかく生かしていこうというエリクソニアンのカタであると思います。

 また、ミクロなレベルでのユーティライゼーションを使った以下のような暗示のループについて書かれているわけですが

1.      ペーシングを行う発言(事実は◯◯ですね)
2.      別のペーシングを行う発言(別の事実は△△ですね)
3.      また別のペーシングを行う発言(また、別の事実は□□ですね)
4.      リーディングを行う発言(ということは◎◎となりますね)事実から帰納された意味
5.      フィードバック (☆☆に気がついていますねぇ)
6.      それについての反応
7.      時間やコンテクストを変えて 1.-6.を繰り返す

 これも基本中の基本だと思いますが、普通に人とコミュニケーションする時に一番役に立ったりするのですよねぇ。

(つづく)

 文献
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