2012年7月20日金曜日

交渉・調停の方法論を学ぼう


                                     

原発デモのような行動も良いけれど、これだとどうしても一方的にスローガンを叫ぶだけで終わってしまいがちです。 それで、元々日本は「和をもって尊しとなす」の国なんだから、穏やかで論理的な対話をしながら交渉や調停が出来るような方法を学んで第三の案みたいなことを考えていくことの出来る足場になるプロセスみたいなものが必要なのだろうなぁと思っている今日この頃だったわけです。

独り言


今日は、「交渉・調停の方法論を学ぼう」について書いておきましょう。

 非商用利用向けの交渉・調停のトレーニング・キット

 日常生活を送っていても、仕事をしていても、現在は時代の変わり目のようなところに差し掛かってきているようにも思うわけですが、このようなところに居ると過去の延長で物事をやっても上手くいかず何か革新的なことを行わないとまずいと思うような場面に出くわすことも少なくないわけです。

 それで何か新しいことをして変化を起こそうと考えた場合、必ず抵抗してくる人達が現れてくるといったことが起こります。 もっとも、ここで改革派=善で、守旧派=悪とは単純に決めつけられないところもあって、ある意味、改革派がなりふり構わず突っ走り始める状況に対して節度をもってブレーキをかけているのが守旧派という構図も見られるわけですが、こういった対立構造があるからこそ現在の行動を規定している枠組みに気づき、そしてその枠組からとび出すことで画期的なアイディアや方法を得ることが出来る素地があるということにもなってくると思います。

 もちろんこういった対立を明示し、利害関係者がその意図を深く理解して、問題や課題を解決したり、イノベーションを起こしたりする方向に組織やグループを誘うためにはそれなりの方法論を熟知したファシリテーターが必要になってくるのだと思いますが、ちょっと調べ物をしていて偶然みつけたMITのサイトにアップロードされていた交渉・調停のカリキュラムが非常に良い出来で、かつ面白かったのでご紹介しておきましょう。


 ライセンスとしては非商用に限るという条件が付いていますが、ここに交渉・調停トレーニングのスライト、そして講師用のマニュアルがダウンロードできるようになっていますのでこれを参照していただくと良いと思います。

個人的には一般的によく知られたハーバード版の交渉フレームワークであるBATNA[1]とどこが違うのだろうか?と考えながらスライドとマニュアルを読んでいたわけですが、こちらのほうがもう少し広い範囲を扱っているのと、調停役を立ててこの調停役のファシリテーターが非常に重要な役割を果たすのだろうなと思ったところです。

 それにしてもこのカリキュラムは滅茶苦茶に良いカリキュラムだなぁ。

(つづく)

 文献
[1] http://en.wikipedia.org/wiki/Best_alternative_to_a_negotiated_agreement


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