2012年8月14日火曜日

組織の問題解決のためのリフレーミング(その16)

         

個人の信念・価値観を変えてもらうのはそう面倒なことではないと思うけれど、実はコンプライアンスがらみの細々としてルールが制約になっている時は、これに対処するのは結構面倒なのだよなぁ(笑)

独り言


今日は、「組織の問題解決のためのリフレーミング(その16)」について書いておきましょう。

信念・価値観、ルール、認識の枠組みを明確にするステップ

 この前の(その14)(その15)で活用したプロセスをまとめておきましょう。

実際ここでは TOC 3クラウド法[1]を使っていますが、このプロセスを使った理由は、現状の外的世界で起こっている出来事をどのような信念・価値観、ルール、認識の枠組みで捉えているのか?を手っ取り早く明らかにするためです。

 このような信念・価値観、ルール、認識の枠組みは、

l       現状の問題を作り出している一因になっているということもありますし
l       将来の目標を設定する際の盲点を作り出していることにもなりますし、
l       将来の目標を達成する過程においても影響が大きいということになってきます。

 これは、将来の目標を設定する場合にはこれが常識として働くために、明示的にこの常識から飛びだして目標設定しないと、何の変哲もない常識的な目標設定を行なってしまうというわけです。 

もちろん、何の根拠にも基づかない精神論で非現実的に高い目標を設定しましょうということを言っているわけではなく、あくまでも現状の認識に影響を及ぼしている信念・価値観、ルールなどを明らかにした上で、これがあるため起こっている盲点についてもシステム思考できちんと検討した上で目標設定をしましょうと言っているに過ぎません。

さて、以下に具体的なプロセスを示します。



STEP
リストの中から3つの課題を任意に選んで、行動/決断レベルでの対立を明示する
STEP
行動/決断レベルでの対立それぞれに対する必要条件を見つける
STEP
それぞれの必要条件両方を包含する目的を見つける
STEP
それぞれの課題の対立構造が明示される
STEP
それぞれの対立構造を1つに統合する(メタに統合する)
STEP
対立構造の要素-要素間の仮定を見つける
STEP
要素-要素間の仮定をリフレーミング手法を使って深掘りする
STEP
対立構造から抜け出す施策を考える

このファシリテーションについて、ホワイトボードなどで明示しながら進める方法もあれば、コーチの頭の中、あるいはメモ書きを使ってクライアントと対話する方法などがあると思いますが、自分のスタイルで行えば良いでしょう。

(つづく)

文献
[1] http://www.amazon.co.jp/dp/0071665544/


記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com

0 件のコメント:

コメントを投稿