2012年8月28日火曜日

心理療法におけるメタファーの活用


         

ミルトン・エリクソンの活用したメタファーに限らず、メタファーの研究とかやり始めるとほとんどライフワークになってしまいそうなんだよなぁ(笑)。

何れにしてもメタファーや物語で人の知覚や認識のやり方が変化するということを考えるそれはそれで面白いところなのでしょうけれどねぇ・・・・

独り言


今日は、「心理療法におけるメタファーの活用」について書いておきましょう。

メタファーをどのように使うのか?

メタファーを人の知覚や認識の中心においた認知言語学と心理療法のメタファーの関係性については以下で書いたところです。


また、ミルトン・エリクソンから派生した短期・戦略・システム療法の基本は何か?と聞かれると5つの要素を考慮する必要があるということは以下で書きました。


具体的には、1)「地図」と「領土」の区别 2)マインドの理論と論理階型 3)メタファーと表象 4)(現在の枠組みを超える)アブダクティブな学習/学習のレベル 5)システム全体の視点、エコロジー、コンテクストの考慮です。

つまりメタファーは非常に重要な要素であることには変わりないことになるわけですが、今日はこのうち3のメタファーについて少し書いておきましょう。

メタファーはもちろんミルトン・エリクソンの専売特許というわけではなく、マイケル・ホワイトのナラティブ・セラピーなどでも知られているところがあります。最近ではナラティブ・セラピーが短期療法の中のサブセットのように誤解されている面もありますが、ナラティブは独立した別の分野と考えるほうが正しいのだと思われます。

もちろん様々な心理療法でメタファーが活用されているところはあり、すべてミルトン・エリクソンとの関連性で考えるのもある意味偏った考え方になると思いますが、まずは、エリクソン関係のメタファーの活用については以下で書いたところです。


それで、メタファーの本質は何か?と聞かれると、例えば、今目の前で起こっていることを、無意識に別のことに結びつけること、つまり直観的に同じ構造や関係性をもった別の何かに投影していることだと考えられます。

もちろん、この無意識に関係があると考えている暗黙の仮定や前提に迫ることで、その人のメンタル・モデルや世界観に迫ることが出来る、あるいはメタファーを活用してメンタル・モデルや世界観を変える、あるいはその枠組から飛び出した解決策を見るけることが出来るということになってくるでしょう。

以下のリンクで書いていますが、メタファーは既存の枠組みを超えてアブダクティブに考える支援を行う道具の一つということなのだと思います。


それで、以下に一般的な心理療法でメタファーがどのように活用されているのか?という疑問に答える良いエッセーがあったのでリンクしておきましょう。


 
 (つづく)

文献
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