2012年9月21日金曜日

ドードー鳥の効果


                                     

手塚治虫のブラック・ジャックのような外科の世界だと、無愛想だけれども腕は一流の医師>愛想は良いけれど藪医者のような構図がだれから見ても明らかなのだけれど、心理療法の世界は往々にして、愛想はいいけれど藪セラピスト>腕は一流だけれどラポールを取るのが下手くその無愛想セラピストという逆転現象が起こるのは面白いところですねぇ。(笑)

独り言


今日は、「ドードー鳥の効果」について書いておきましょう。

 みんなが勝者さ(笑)

今日は手短に。

ドードー鳥というのは不思議な国のアリスにも登場して「みんなが勝者さ」というセリフを吐く鳥というわけですが、心理療法におけるドードー鳥効果[1]というのは少し考えさせられることがあります。

それは、心理療法に効果を与える因子を考えた場合、それぞれの流派の違いという因子よりも、クライアントときちんとラポールを確立するという因子のほうがそれぞれの技法より効果が高いというようなことが知られています。

これを独断と偏見で解釈すると腕はへっぽこでもラポールが上手なセラピストのほうがクライアントから見て素晴らしいように思えるという錯覚が起こりえるわけですが。

結構これが厄介なのですよねぇ(笑)。


(つづく)

 文献


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