2012年10月24日水曜日

今日から使えるソリューション・フォーカス技法(その3)プラットフォーム・クエスチョン


                                     

 ソリューション・フォーカスト・アプローチにかぎらず、短期療法の技法は基本ゴールを見据えて、それで何をするのか?で組み立てられているので、一般的なプロジェクト・マネジメントをファシリテーションする場合も使い勝手が良いのは公然の秘密のように思ってきます。(笑) 

独り言


今日は、「今日から使えるソリューション・フォーカス技法(その3)プラットフォーム・クエスチョン」について書いておきましょう。

 技法その3:プラットフォーム・クエスチョン

 個人的にはソリューション・フォーカスト・アプローチの技法は PMBOKなどのプロジェクト・マネジメント手法のファシリテーションとして活用するととても相性がよく使い勝手が良い技法だと思っています。

 それで今日は、ソリューション・フォーカスト・アプローチの中から「プラットフォーム・クエスチョン」[1]について書いておきましょう。

 例えば、プロジェクト・マネジメントでもある程度の粒度でゴールを思い描く場合、特に経営者レベルになると、自社や自分の望んでいるウォンツから始めるのではないかと思います。つまり、「何をやりたいのですか? ( want to )」あるいは「望んでいることが実現するとそれは何ですか?」の質問に答えがこのウォンツということになります。

 もちろん、中間管理職や平社員になると経営レベルから具体化された目標が降ってきてニーズつまり「~ しなければならない ( have to )」のように上位のレベルにあるゴールを達成する必要条件から始まることも多いと思いますが、個人的には、やはり上位のマネジメント・レベルではウォンツから始める必要があるように思ってきます。

 それで、ここでは少し趣向を変えて自分のパーソナルなゴール設定から考えみましょう。一般的には、上で書いたように。



·        やりたいことを思い描く ( want to
·        ゴール具体的に思い描いて、それを設定する
·        やりたいことを実現するための必要条件を洗い出す (have to )
·        場合によっては、やったほうが良いこと(nice to have )とどうしてもやらなければならない必要条件 (have to )の区别を付ける。これは余力がある場合に行う
·        必要条件をつくりだせるように作業項目を洗い出す






というようなステップで進めていくことになると思います。もちろん、これを一人、もしくは少人数のプロジェクトとして進める場合は、ここで WBS(Work Break Down Stricture)を書いたり、PART図を書いてガントチャートに落としたり、あるいはTOCの場合であれば、前提条件ツーリーを作るというようなフェーズになってくると思います。

それで、実際にはゴールを達成するために必要な、必要条件を整えるために日々のアクションを起こすことになってきます。

もちろん、ここで今日のテーマの「プラットフォーム・クエスチョン」ということになってくるわけですが、具体的な行動計画に落とす前の必要条件を整理する時に、「この中で既に達成されていること何ですか?」と聞くことにより、ゴールを達成するための必要条件をより絞り込むとともに、既に達成されている必要条件を明確にすることが可能になってくると思います。

もちろん、すべての必要条件を整えるように日々何かを行うことは非常に気が重いように思ってくるわけですが、プラットフォーム・クエスチョンで確認を行うことで、本当は全部やる必要がある必要条件について、既に達成していることも含まれていることを確認することで、物理的な作業負荷が軽くなるだけではなく随分気が楽になってくるようにも思ってきます。

 (つづく)

 文献

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com


0 件のコメント:

コメントを投稿