2012年11月27日火曜日

今日から使えるソリューション・フォーカス(番外編19)As Simple As Possible .

   

  なんでも、「シンプル」であることに越したことはないですねぇ。もちろん、それが状況や環境の「複雑さ」に対応できているかぎりは・・・・という条件が付きますが・・・
 
 独り言


今日は、「今日から使えるソリューション・フォーカス(番外編19)As Simple As Possible 」について書いておきましょう。

いつまでもコンパクトというのは実は進化の一形態ではないかと思います

 個人的にソリューション・フォーカスト・アプローチ(SFA)に対して面白いなと思っている点は、その中核となる技法が開発時から非常にコンパクトな形式で維持されていることです。

 これは、心理療法の技法に限ったことではないと思いますが、例えば、コンピュータのアプリケーションをとってもみても、時を経る事にどんどん機能が追加されどんどん重く複雑になっていくというのが一般的ではないかと思います。

 つまり、時を経る毎に色々な機能が追加され、どんどん複雑になって、ユーザからすると自分に必要ない機能がどんどん増えて、どんどん使い勝手が悪くなっていく・・・・もちろん、こういった様子は日常生活を送っていても至るところに見ることが出来ます。

 一方、SFAの場合、中核技法が非常にシンプルかつコンパクトに保たれていて、ほんの少しの基本技法さえマスターすれば、その技法を組み合わせて色々なところに応用することができるといった具合です。喩えるならば、1セットの道具で色々なことに対応できるアーミーナイフのような感じだと思います。

 もちろん、ここから学ぶのは要求が多様だからといって、それと同じ数だけの道具を用意する必要はないということ。ちょっとマニアックですが、オブジェクト指向プログラミングで言えば、抽象度の高いクラスの中にシンプルだけれど多様な機能を盛り込んでいるような感じというところでしょう。

 それで、世の中が複雑になっている今だからこそ、それに対応する道具はできるだけシンプルなものの組み合わせであるべきだと、個人的には、考えています。これは逆説的ですが、複雑系を相手にしているだけに道具は単純なほうがよいということだとも思います。それで、複雑系とシンプルの相互作用の関係性から多様性が生まれるという感じなのだと思います。

 その意味ではSFAはとても小さくてコンパクトで堅牢なカーネルを持った、軽くてサクサク動くオペレーティング・システムのように思えてくるのですが、シンプルだけれども多様性を持っているのですよねぇ。

(つづく)

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