2012年12月16日日曜日

ミルトン・エリクソンの業績についての5つのテーマ

                                 

ミルトン・エリクソンのスタイルの変遷というのは非常に興味ふかいなぁ。 

 独り言


今日は、「ミルトン・エリクソンの業績についての5つのテーマ」について書いておきましょう。

ミルトン・エリクソンのスタイルの変遷

 今日は、エリクソニアンのスティーブ・ランクトン氏のつくったミルトン・エリクソンの業績を5つのテーマから説明した非常に分かりやすいプレゼンテーションがネットにころがっていたのでこれについて少し書いておきましょう。


 最初にメタファーから、ビートルズにしても、コルトレーンにしてもマイルスにして最初から偉大だったというわけではなく、そこに至るまでの過程というものが存在しています。

 例えば、コルトレーンだったら下手くそと言われながら色々試行錯誤をしていた駆け出し時代、マイルスのバンドに加わって頭角を現してくる時代、自分のバンドを持つ時代というように非常にざっくりとですが、アルバムが発売された時代を追って曲を聞いてみると、そのアーティストのスタイルの変遷や成長というのが見えてくるという具合です。

 では、心理療法家のミルトン・エリクソンは最初から伝説のような人だったのか?あるいはそういった都市伝説のようなことはおいておくとして、彼の心理療法のスタイルが具体的にどのように変遷しているのか?が非常によくまとめられているのが冒頭でご紹介したスティーブ・ランクトン氏のプレゼンテーションだというわけです。

 このプレゼンテーションの非常に優れた点は、エリクソンの業績を 1) Treatment 2)Suggestion 3) Metaphor 4) Symptom 5) Cure と5つの切り口から見ているのに加え、さらに 1940年代 506070という具合に時系列で見て、エリクソンのスタイルがどのように変遷しているのか?が書かれているところだと思います。

 それで、具体的にはプレゼンテーションの内容を読んでいただくとしましょう。

 それにしてもエリクソンの心理療法の非常に深いところは、一見不都合な症状でも、不都合な事象でもそれを二元論的に排除するのではなく、変化のためのリソース(資源・資質)として積極的に取り込んでいくというところなのだと思います。

 もちろん、以下のリンクで書いたようにランクトン氏がエリクソンに見た本質は、「すべてはメタファー」である、


 つまり、人は一見関係ないAという事象とBという事象の間になんらかの(アイソモルフィックな)メタファーとしての関係性を見出していく生き物でしかないのでしょうから、結局、すべてのことはメタファーでしかない。問題と自己の間にあるのも関係、相手と自分というのも自分がそう考えている関係、・・・・・・・・でしかない・・・・つまり認識主体が思っているだけの関係を変えれば、認識は変わる・・・ということを言っているように思ってきます。

(つづく)

 文献
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