2012年12月18日火曜日

今日から使えるソリューション・フォーカス技法(番外編32)問題にフォーカスする

                                  

 個人的には問題に焦点を当てるMRI的なアプローチも嫌いじゃないですけれどねぇ。

使い方を間違えなければうまくいくことも多いですからねぇ・・・・・(笑)

 独り言


今日は、「今日から使えるソリューション・フォーカス技法(番外編32)問題にフォーカスする」について書いておきましょう。

問題志向も解決志向もどちらもあり

 ブリーフ・セラピーの研究機関であるMRIが問題にフォーカス(Problem Focused)した手法であると言われる一方、ソリューション・フォーカスト・アプローチがその名前の通り解決策にフォーカスした手法であると二項対立のように語られることがあります。[1]

 もちろん、MRIの場合は、現在起こっている問題がそれを解決しようとすると解決努力からきており、それを止めさせることで現在の問題を解決しようという試みであり基本は今やっていることと何が違うことをする Do different の発想となります。一方、ソリューション・フォーカスト・アプローチは理想のゴールを思い描き少しでもうまくいっていることをもっとやる、つまり Do More するという発想になると思います。

 もちろん、私は心理療法ではなくて仕事のコンサルティングやプロジェクト・マネジメントでこのような発想を使っているにすぎないという前提でこれを書いていますが、個人的な感想は、二項対立で見て、二者択一でどちらかを選択するというよりは、両方ないと仕事にならないという感じがしているところです。

 理屈は以下のリンクで書いていますが、


 大体付加価値の高いアプローチを取ろうと思うと、多少の原因仮説は立てた上で、解決志向で解決策を考えるようなアプローチになるからというのがその理由です。


  もちろん、現場の人に何かを考えて実行してもらうには解決志向のほうが良いのでしょうけれども、もう少し大きな枠組で、その問題がどのような要素が連鎖しておきているのか?を考える場合は問題志向のアプローチも役に立つという具合です。

 但し、問題志向のアプローチは、問題が外在化されている必要があるため、第三者が入らない状態で問題の当事者だけでこのアプローチを取るのは避けたほうが無難なようにも思えてきます。

 世の中の問題を解決するには確かに解決志向的なアプローチも必要だと思いますし、個人的にはこのアプローチは嫌いではないのですが、逆に問題にフォーカスするほうが上手く行く場合もあるので、単純な二項対立に陥らず、使い分けるとか統合して使うというのはありかなぁと思っている今日この頃でもあったわけです。もちろんこの使い分けがノウハウでしょうか? 余談ですが、宮本武蔵ではないけれど問題にも解決にも焦点を当てる二天一流の問題解決手法ということで・・・・(笑)。

(つづく)

 文献
[1]http://books.google.co.jp/books?id=NfjcRtTasVEC&pg=PA15&lpg=PA15&dq=problem+focused+therapy+mri&source=bl&ots=elUlcZ-syY&sig=84yPYmqrtcxQecTEh80NT8gpgpI&hl=ja&sa=X&ei=B4rPUKKZFK2kiAe9xoGQCQ&ved=0CDgQ6AEwAA#v=onepage&q=problem%20focused%20therapy%20mri&f=false

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