2013年2月6日水曜日

ソリューション・トークを仕事や日常生活に生かす

                               

 プロジェクト・マネジメントのようなストレスの重圧に耐えてゴールを目指すようなコンテクストなどではソリューション・トークをしないとやってられない・・・というのはあるかもしれませんけれどねぇ・・・・(笑)。

 逆に、ソリューション・トークがきちんと機能すると、そういったある種の修羅場でもコミュニケーションが円滑になってくるように思ってきます。

 独り言


今日は、「ソリューション・トークを仕事や日常生活に生かす」について書いておきましょう。

日常生活や仕事の場面でソリューション・トークを使ってみる

 心理療法家のミルトン・エリクソンの技法を普段の仕事や日常生活の場面で生かすのは非常に難しいところもあります。こういう場面では「催眠誘導」なんてやっていると単なる怪しいオジサンやオバサンということになってきます。

 もちろん、ミルトン・エリクソンの心理療法の暗黙知は海のように深く、そう簡単に学ぶことはできないのですが、その一部を日常生活や仕事の場面で誰にでも使えるように形式知化されている技法の一つがソリューション・フォーカスト・アプローチのソリューション・トーク[1]ということになります。

 それで、このソリューション・トークが開発される過程は以下のリンクで書いています、エリクソンの暗黙知をポスト・モーダンなフレームワークで取り出しているために結構格好が良い手法だと考えています。


で余談ですが、NLP(神経言語プログラミング)のメタ・モデルやミルトン・モデルは当時の生成文法でいう表層から深層を回復する、あるいはその反対は、単純に人間関係をギクシャクさせるだけなので個人的には使わないほうが良いと考えています。まぁ、構造主義なのでダサいというのもありますが・・・・


 では、ソリューション・トークのやり方を見てみましょう。「Constructive Therapy[2]を読むと、この中にソリューション・トークのやり方が結構詳しく書かれていることになります。もちろん、タイトルからすると構成主義を意識した心理療法ということになるとおもいます。

 それで簡単にサマってとくと

方向性:なぜその問題が起きたのか?よりどのように解決するのかに意識を向ける
ラベリング:難しい課題や問題にも、愛すべき名称をつけてみる
記述:何が問題なのか?どのように問題なのか?簡単に記述してみる
過去との因果:今の問題は過去との因果はないことを確認、そこに問題解決のリソースがあればそれを引き出す。
現在の課題:複数あれば、問題どうしの関係と解決したい優先順位を明確にする
リソースを引き出す:クライアントからリソース、強みを引き出す、いままでの対処方法、その時の心身状態
経験の共有:クライアントとセラピストで経験を共有する(個人的には、セラピストの力関係が強いとティーチングになるためこれはやらないほうが良いと考える)
解決策を考える:問題をどのように解決するのか?その解決策を考える
肯定的な未来のビジョンを考える:将来どうなっていたら良いのか?理想を考える
例外と進捗に焦点を当てる:問題が起きていない状態、良い方向の変化、問題が解決されている進捗に焦点を当てる。
自信を広げる:問題は解決できると自信を持つ
問題を友人と考える:問題が起きたために得られたことを考える

 というような流れになってきます。もちろん、それぞれのプロセスに対応した質問が書かれていて、こういった質問を通してクライアントからリソースを引き出していくような形式になっているわけですが、明示的なトランス誘導は一切使っていいないため、日常生活でも仕事の場面でも非常に使いやすい形式になっているのではないかとおもいます。

 余談ですが、ソリューション・トークをプロジェクトに使った場合のことを考えると、理想的なイメージを思い描いた後に最後は、「こうやればできる」という確信を伴ったWBS(Work Breakdown Structure)ができていれば良い感じなのでしょうかねぇ?まぁ、WBSは構造主義的な感じはするのですが・・・ポスト・モーダンでやるとどんな道具になるのでしょうねぇ?(笑)多分、NLP(Natural Language Processing)とか使って動的にやっちゃう感じなのでしょうかねぇ?案件で一回やったことあるけれど・・・・

 文献
[2]http://books.google.co.jp/books?hl=ja&lr=&id=NYPrh8fl7voC&oi=fnd&pg=PA41&dq=milton+erickson+coaching&ots=4xZIiRk2Pf&sig=sTZoQe2ej7irkOj3QZJkUQeENus#v=onepage&q&f=false

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