2013年2月7日木曜日

ソリューション・フォーカスト・アプローチをアジャイル開発に活かす

                               

 創造的にものづくりをするためには、顧客とあれこれやり取りすること、それと偶然に生じたアイディアやヒントを活かすのは案外重要なことだと思いますけれどねぇ。

 もちろん、顧客の言うことばかり聞いてもだめだし、作り手のエゴみたいなものを押し付けてもだめなのでしょうけれどねぇ~(笑)。
 

 独り言


今日は、「ソリューション・フォーカスト・アプローチをアジャイル開発に活かす」について書いておきましょう。

ソリューション・フォーカスト・アプローチとアジャイル開発

 ソフトウェア開発の手法の一つでアジャイル開発というのがあります。[1]

簡単にいうと、ドキュメントや仕様書の作成に時間を費やすのではなく、そのソフトウェアの利用者であるユーザと、コミュニケーションしながらできるだけ短い時間にさっさと動くソフトウェアをつくってしまいましょう。というような発想でソフトウェアを開発していく方法です。この背景には、ユーザとのコミュニケーションをおろそかにして手続きだけを重視するとユーザにまったく役に立たないソフトウェアが出来てしまうということがあります。

それで、個人的にはこのアプローチは心理療法家のミルトン・エリクソンが使っていた利用(Utilization)とクライアントとのコラボレイティブなアプローチそのものだなぁと思うわけです。そう考えると、エリクソニアン・アプローチを学ぶのは時間がかかるにしても、エリクソンから派生したソリューション・フォーカスト・アプローチをアジャイル開発で使うのは根底が同じなのでとても相性が良いという以上に何も違和感なく統合できてしまう、ということになってきます。

それで、世界中には誰か自分と同じ発想をしている人が1人はいるわけで、毎年ヨーロッパで開催されている Agile Central Europe (ACE!)というカンファレンスが開催されていますが、この中で行われたセッションの一つである、「Solution Focused Approach to Agile Coaching[2]というソリューション・フォーカスト・アプローチをアジャイル開発に持ち込んだコーチングについてのセッションの様子が公開されています。


Pierluigi Pugliese - Solution Focused Agile Coaching from ACE! Conferences on Vimeo.

もちろん、日本だとScrum ベースの開発手法に、単純にソリューション・フォーカスト・アプローチを加えたものではなく、ダブル・バインドを使って、今の枠組から出ることを志向した「Solution Focused Agile Zen Coaching」みたいな方向になってくるのでしょうけれどねぇ。

ミルトン・エリクソンのダブル・バインドについては以下のリンクあたりで書いたので、これを使ってファシリテーションとかコーチングをやる感じなのでしょうかねぇ?(笑)個人的には、今年はこのあたりの伝道活動もやることになるのでしょうかねぇ?

http://ori-japan.blogspot.jp/2012/04/blog-post_27.html

余談ですが、ひらなべさんといくじろーせんせい共著のアジャイル関係の新刊本が出てたのでちょっと本屋さんで探してみることにしたいとおもいます。

(つづく)

 文献

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