2013年4月16日火曜日

一般意味論の概念を質問に落として日常生活で使ってみる(その9)

                                               

 科学ではないけれど、その考え方や枠組はいつも「仮説だ」と考える態度は重要ですねぇ。あとは、「いつものとおりだ、とか」という態度は結構リスキーですねぇ。(笑)状況はいつも動いているから・・・・

 独り言


 非絶対主義

 今日も、一般意味論を日常生活でどのように活かすのか?「Using General Semantics[1]15のフォーマットだけ借りて説明することにしましょう。

 それで、今日は、一般意味論の非絶対主義(Non-Absolutisms)について説明しておくことにしましょう。

 一般的に絶対主義とは「絶対的な存在や、絶対的な価値・基準の存在を認める考え」です。反対に、一般意味論は相対主義で行きましょうと言っているわけではなく、対象としている存在をどのように知覚・認識しているのか?その対象にどのようにコトバのラベルを貼り付けて推論をしているのか?そして推論から経験を一般化してどのように信念・価値観をつくっているのか? そのプロセス自体を構造微分(Structural Differential) で確認しながら事実から正しく推論出来ているのか確認しましょうと言っていることになります。

 もちろん、経験から推論された信念や価値観はトゥールミン・ロジック[2]よろしく、いつも絶対的に正しいわけではないので、それが事実に照らし合わせて、どれくらい確かなのか?をいつも検証する態度というのは重要だ、と言っていることになります。

 逆に言うと、何か特定のイデオロギーみたいなものに凝り固まっていると事実が見えなくなるということでもあります。

 それで、自分が見えていること、考えていること、枠組は「仮説」だと考えているかを確認する質問。

·        この仮説が真(より確か)だとどうやってテストして評価しているのか?
·        この仮説の確かさを上げるためにはどうすれば良い?
·        私の評価が確かだ、という事自体をより確かにすることは出来る?
·        この仮説が示唆しているのは何?

仮説であることを定量的、定性的に表わす

·        これは私にとってどのように見える?
·        「おそらく」という言葉を使うとこれはどのように変わる?
·        この仮説はどの程度まで適用できるのか?
·        「同じ(パターン)だ」という言葉を使わないとしたら何が起こる?
·        「ありがちな」を「今回だけ」に変えると何が起こる?
·        単数形から複数形に変えたら何が起こる?

(つづく)

文献

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