2013年4月19日金曜日

一般意味論の概念を質問に落として日常生活で使ってみる(その12-1)

                                    

 コトバを索引にして違いを明示したり、情報を整理したりするのは重要なことですねぇ。コーチングとかコンサルティングもある意味索引付な作業なのでしょうけれどこれがきちんと出来るだけで情報が随分スッキリして気持ちが改善したり行動につながるのだよねぇ。(笑)

 独り言


 索引をつける

 今日も、一般意味論を日常生活でどのように活かすのか?「Using General Semantics[1]15のフォーマットだけ借りて説明することにしましょう。

 それで、今日は、一般意味論の索引付け(Indexing)について説明しておくことにしましょう。

 アメリカ人はアメリカ人ではない

 以下のリンクでも書いているわけですが、コトバは非常に悩ましいもので、物事を一般化して考える場合には非常に役に立ったりするわけですが、なんでもかんでも同じカテゴリーの事象として考えてしまうという過度の一般化を引き起こしてしまう可能性も秘めていることになります。例えば、それに当てはまる人に「年上の部下」というラベルを貼って、その後、思考停止するような場合がこれにあたります。


 それで、一般意味論の場合は、その事象が同じカテゴリーとして考えて良いのか?の違いを区別するために「索引付け(Indexing)」というやり方が提唱されています。まず、索引付けのやり方のひとつとして、一般化されたコトバに番号を付与する方法です。例えば、年上の部下、年上の部下、女性の部下、女性の部下というように考えて、年上の部下と年上の部下の違いは何?あるいはそもそものカテゴリーとしてこの二人を同じカテゴリーに入れても良いのか?と考えてみるような場合がこれにあたります。少なくともこのように考える習慣を身につけることで、「年上の部下」と単純にラベリングされることが隠される違い、そして、そもそも論として複数の要素を同じカテゴリーに入れて良いのか?という問いを考えてみるきっかけにはなるでしょう。

違いに気づく

 一般意味論ではコトバは違いに気づくことを妨げる性質があることがうたわれています。そこでやはり、事実を五感でしっかり観察して自分の想定していることとどこが違うのか?に着目する必要があります。

·        この状況は同じような状況と具体的にどこが違っているのか?
·        この差異が生み出す差異は何か?
·        それは具体的にどのようなプロセスで生み出されるのか?

 余談ですが、一般意味論の場合は一般化されたコトバについて、もう一度事実を観察してそれが一般化されるプロセスを検証するようなことが行われていることになります。もちろん、以下のリンクでもかいたわけですが、一般意味論をメガネに心理療法家のミルトン・エリクソンの技法を観察してみると、(良い意味で)意図的に動詞によるプロセスを名詞化して一般化を行なっているような言語パターンが用いられていることがあります。

http://ori-japan.blogspot.jp/2012/12/blog-post_26.html
http://ori-japan.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html 

 (つづく)

文献
[1]http://communication.ucsd.edu/_files/Berman%20-%20Advanced%20General%20Semantics%20Workbook%20Part%202.pdf

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