2013年4月30日火曜日

システム思考の道具箱

                                    

 日本は昔から「損して得とれ」とか「三方良し」とかのように、目先だけではなくてより大きな枠組やシステムで考えるように促す格言のようなものが多くあるわけですが、これって今の言葉で言えば「システム思考」ってことなのですよねぇ。ちなみにシステム思考を使うって事実の連鎖をより大きな枠組で観察していくのでイデオロギーにとらわれないようになるということですかねぇ(笑)。

 独り言


ドネラ・メドウズ研究所のシステム思考の道具箱

 個人的には環境主義者というわけでもないのですが、東日本に目を転じれば福島原発の事故は依然収束しておらず、西日本ではPM2.5が飛来し・・・地球規模での地震の多発・・・という具合に身の回りの環境について何かともの騒ぎな今日このごろだと言うわけです。

 それで、環境に限らず、私たちが住んでいる社会をシステムと考えると、以下のリンクで書いた環境主義者のドネラ・メドウズ女史[1]のシステムに影響を与える12のレバレッジ・ポイントというのを読み返してみると、

 
憲法改正論議や消費税増税論議はたまた、具体的なシステムの変更としてアベノミクス3本の矢のひとつの金融政策として日銀がリフレに政策を切り替えたことを考えるとこれから社会は良い意味でも悪い意味でも大きく変化することを予見させる今日この頃となってくるわけです。

 もちろん、こういった議論は変える変えないの問題と、変えるとしてどのように変えるのか?の問題は別のレベルとして考えないといけないのでしょうけれども、やはりひとりひとりが「システム思考家」となって物事をシステム思考で考えないと変化に上手く乗れないようにも思えてくるわけです。

 それで、ドネラ・メドウズ女史は既に亡くなってしまったのですが、ドネラ・メドウズ研究所のWebサイトを覗くとシステム思考の道具としていくつかの方法が紹介されていて個人的には興味深く拝読していた次第です。


で具体的には、

·        ピーター・センゲの「最強組織の法則」で紹介されていた方法(THE FIVE LEARNING DISCIPLINES)
·        オットー・シャーマの「U理論」
·        動物や植物が使う擬態
·        ダブル・ループ学習
·        バスタブ理論
·        ストック-フロー図
·        オープン・スペース
·        ワールド・カフェ(ダイアローグ)
·        ナチュラル・リーダーシップ・トレーニング
·        グラフィック・ファシリテーション

という感じになっています。雰囲気的には東海岸のMITとかハーバードあたりの人たちがやっているアノの感じということになってきますが、これはこれでありなのでしょうねぇ。ちなみに、これを西海岸風味とかあるいは純和風な感じで実装するとどのようになるのでしょうかねぇ?(笑)

 (つづく)

文献
[1] http://en.wikipedia.org/wiki/Donella_Meadows


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