2013年4月4日木曜日

ソリューション・フォーカスト・アプローチにおけるメタファー



 メタファーに凝り始めると、認知言語学の本を読みあさることになるのですよねぇ(笑)。

独り言


 メタファーを使ってSFAの介入を行ったら?

 今日は、手短に。

ソリューション・フォーカスト・アプローチを使ってセルフ・マネジメントのスキルを強化していく上でメタファーがどれだけ有効か?という論文がネットに転がっていたのでこれをご紹介しておきましょう。[1]

 ここでは、セラピスト側がソリューション・フォーカスト・アプローチのセッションを通して「あなたが船の船長だとしたら?」のようなメタファーを使ってセッションを進めることが想定されています。つまり、検証のやりやすさということでもあるのでしょうが、クライアントが自由にメタファーを思い浮かべるという形式ではなく、決め打ちでメタファーが提供され、そのメタファーに対してクライアントが自由連想をしていくというような形式でセッションが実施されていることになります。

 それで16人の被験者に対してこの実験が行われ、殆どの人がこのメタファーが有効だったと言っているのがこの結論ということになります。

 もちろん、クライアント自身が自分の気に入ったメタファーを使っても良いのでしょうけれども、「船の船長」というメタファーが機能したことが書かれています。 

余談ですが、個人的な見解としてメタファーの良いところは、アブダクティブなロジックでアイディアを引き出すだけではなく、自分の一番良い状態の心身状態を純粋な知覚として経験している状態に対して、その状況を引き出して、クリッピングしておく時にメタファーを使うのは有効だと思いますねぇ。もちろん、一般意味論のモデルで説明できると思いますけれどねぇ。

 (つづく)

文献
[1]http://www.hnt.no/NordTrondelag/FoU/Stipender%20og%20legater/Skipper%20p%C3%A5%20egen%20skute%20-%20Solberg%20-%20Nysether.pdf

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