2013年5月15日水曜日

コーチングとメンタリングの違いは何だろう?

                                  

 コーチングはフォーマルな感じだけれど、メンタリングは格式ばらない形式で、経営者の先輩と飲みに行ったり、ゴルフに行ったりして色々相談するみたいなイメージになってきます。もちろん、メンタリングにチャージしようと思ったら顧問契約とか社外役員とかそんな感じになってきますねぇ(笑)。まぁ、エグゼクティブ・コーチと称して建前のモードだけでセッションをやってもあまり機能しないのでしょうしメンタリングの概念を実際の場面にどう落としこむのかが鍵のように思いますねぇ・・・・・

独り言


 コーチングとメンタリングの違い

科学的なフレームワークや統計に基づいてコーチングの効果を検証しましょう、という流れがエビデンス・ベースド・コーチングというわけですが、その会報のひとつに「International Journal of Evidence Based Coaching and Mentoring」があります。

この会報は「コーチングとメンタリング」というタイトルになっているわけですが、ここで更に「コーチングとメンタリングの違いは何か?」という疑問が湧いてくるわけです。

それで、この会報の中に「Coaching and mentoring - The role of experience and sector knowledge[1]というエッセーがあるわけですが、この中でコーチングとメンタリングの違いが提示されていることになっています。もちろん、この前提として一般的なビジネスの場面が想定されています。それで、その違いを要約しておくと以下のようになっているわけです。


コーチング
メンタリング
フォーマルさ
フォーマル:契約に基づく、場合によりサードパーティの関与を含む
格式ばらない:2者、あるいは2社間の合意に基づく
期間
比較的短期:2-12ヶ月で、4―12程度のセッション
比較的長期:3―5年、数え切れないほどの打ち合わせやセッション
フォーカスされる成果
パフォーマンス:短期的なスキルやパフォーマンスの向上
キャリア自体:長期的なキャリア形成
ビジネスの知識
一般的
業界、業態特有の知識
トレーニング
関係性のトレーニング:心理学、心理療法、人事など
マネジメントのトレーニング:メンターは一般的のその業界の経営者の経験者である
クライアント
二元的:組織の課題と個人の課題の両方
一元的:個人の課題のみ
コーチの指示・監督
フォーマル
インフォーマル

これからするとメンタリングは個人的な師匠として指南をお願いするというような形式になると思われるわけで、すぐに適当な人が見つかるというわけでもないのだろうなと思うわけです。

それで、このエッセーで想定されているメンターのイメージは以下のリンクで書いたビル・キャンベル氏のような感じになってくるのだろうなと考えています。


 何れにしても、欧米でも杓子定規なコーチングを補完するという意味でのメンタリングというものが定義されているわけで、このあたりの構図は頭に入れておく必要があるように思ってきます。

(つづく)

文献


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