2013年5月3日金曜日

コーチングやコンサルティングをやる時に大事にしていること

                                             

 問題や課題って、出来事と認識主体の認識が相互作用して起こっているという前提があります。つまり、問題や課題というのは「出来事や相手」と「問題を認識する人」がいてはじめて問題や課題が存在することになります。逆にいうと問題や課題を認識する主体としての人や組織が無ければそもそも認識のしようがないため問題や課題の存在のしようもないというわけです。(笑)

 ということは問題や課題というのは、ある意味知覚や認識のやり方そのものであるという考え方が出てきても不思議ではないということになってきます。認識論者やコグニティブ・スクールと呼ばれる流派の考え方です。

 で、認識論的には、問題や課題というのは、まっすぐ走らない車に出来るだけ多くの荷物を積んだままで速く走れ、と言われているようなところから起こっているというような考え方をするわけです。それで、解決の方向性としては、まずは、荷物を積んだり、速く走ったりする前にアラインメントを調整してまっすぐ走れるようにしましょうという考え方になってきます。

したがって、まずは「出来事をどのようなプロセスで知覚しているか?」「知覚されている事実にどのようなコトバや記号のラベルを貼り付けているか?」、「コトバや記号をつかってどのように推論しているのか?」、「知覚やと認識とコトバに齟齬がないかどうか?」、「知覚や認知にかかっているバイアスがないか?」を調べて、情報処理や意思決定において、知覚や認識のプロセスそれ自体を調整するだけで結構解決してしまうことも多いのですねぇ。もちろん認識主体の認識と行動が恒久的に変化するためにはダブル・バインドの禅問答が必要ですけれどねぇ。(笑)

独り言


 認識論的に問題や課題を取り扱う

個人的にコーチングとかコンサルティングをやる時に「大事にしていること」について書いておきましょう。

もちろん、こういう話を始めると精神論になりがちなのですが、ここではこういった精神論は保留してもっと現実的な話をすることにしましょう。(笑)まぁ、大体において精神論ってちっとも立たないことが多いですからねぇ(爆)。

流派的にはコグニティブ・スクール

 個人的には人類学者のグレゴリー・ベイトソンのように種々の現象を認識論(Epistemology)つまり「対象となる何かを」「どのようなプロセスで知覚したり認識したりしているか?」に還元して


「情報」と「結ばれあるパターン」を観察しているところがあるので、以下のリンクでかいたヘンリー・ミュンツバーグの「戦略サファリ」に従った分類では一応コグニティブ・スクール(で若干ラーニング・スクール)ということになるかと思います。


 問題の裏にあるヒューリスティックと認知バイアス

これについて以下のリンクで書いていますが、人は意思決定を行ったり行動したりする際になんらかのヒューリスティックや認知バイアスの影響されるようにも思ってきます。もちろん、これは現在の心身状態にも関係してくる話となります。


治療的ダブルバインドで恒久的な変化を起こす

もちろん、現在のヒューリスティックや認知バイアスがどのようなものか?を調べるだけだったあまり問題にならないのかもしれませんが、認識主体のある程度恒久的な認識や行動の変化を求める場合は以下のリンクで書いたようにダブルバインドを使うことになってきます。


 (つづく)

文献
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