2013年6月18日火曜日

御氣樂綜研事始め



 世の中の問題というのは、水戸黄門の勧善懲悪のような単純な善悪二元論で悪代官をやっつければ、めでたしめでたし、ということはほとんど無いわけで・・・・・・大体の場合、善良な全体と善良な部分が対立を起こしていてその現れとしての局所的な症状が大変なことになっているのが悩ましいところなのですよねぇ。

 それで、この局所的な症状にだけ焦点を当ててしまって、もっと大きな関係性に焦点を当てなければ大体問題解決への対処のほとんどはモグラ叩きに終わってしまうことになります。(笑)で、このようにもっと大きな枠組や要素の関係性に焦点を当てることを一般的にはシステム思考というわけです。
 
 もちろん、水戸黄門がシステム思考して家族療法のような技法で悪代官が悪代官になったのは家族とか社会との関係性に問題があったためであるとか言って、代官を治療して解決したとしたら、それはそれとして別の面白さがあるのかもしれませんけれどねぇ(爆)。
 
 独り言


御氣樂綜研のテーマは全体-部分の齟齬から発生する問題とその解決

 700記事目を前にして、今日は、御氣樂綜合研究所の歴史を少し振り返ってみることにします。(もちろん、もう歴史かよ!というツッコミは無しで・・・)

 それで、この前身となるサイトを始めたのは1998年。その時のテーマが合成の誤謬全体最適化についての面白話をあれこれ書いていたわけです。

 例えば、当時某球団が他球団の4番クラスの打者を何人も揃えていたわけですが、結果は、思ったほど得点につながらなく、勝てなかったというのがありました。つまり、ここでのテーマは局所的な個人成績が、得点とか勝利とか最終的にはリーグ優勝とか日本シリーズ制覇のような全体最適化につながらないのはなぜか?というようなことだったわけです。

もちろん、これは比喩でもあるわけですが、仕事や日常生活でもこんなことで困っている人は結構多いのではないのか?とも思ったわけです。

 それで、身の回りをみてみると、例えば、優秀な営業を何人も揃えたのに、思ったほど売上が上がっていない部署とか、MBAを持った優秀なコンサルタントを何人も揃えたのに、上手くいかなかった新規事業のプロジェクトとか。やたら細かい規則を設けて管理を始めたのは良いけれど結局ゴールを達成できなかったシステム構築プロジェクトとか・・・・・・個人的にも色々経験があるわけですが・・・・世の中、結構、合成の誤謬にハマっていることは多いのではないか?・・・・・と思ったわけです。

 で、これをどうやったら解決できるのだろうか?と、飽きっぽい割にはここ15年くらい延々考え続けているわけですが、システム論とかシステム思考とから始まってTOCを始め、やっぱり人間系にも行かなきゃなぁと思って、ベイトソンからウィナーのサイバネティクスへと行き、最後はミルトン・エリクソンのようなシステミックな心理療法まで・・・・行き着いてしまった・・・・というのが御氣樂綜合研究所の簡単な流れということになるわけです(笑)。

 もちろん、このあたりの話は、結局、人間系を含む色々なシステムにおいて、全体と部分が齟齬を起こしているので、局所的な現れとしての現象からもっと大きなシステムのパターンを掴み、具体的にどのようにシステムに介入していくか?という話でしかないのだろうなとは思っているわけですが・・・・

 そんなわけで、テーマは全然ぶれていないのだけれど、次はどんな技法を身につけるかなぁ~と思っているわけでもあるわけです。

(つづく)

文献
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