2013年6月23日日曜日

メタ認知して学習する・・・



 学習能力を上げるにはメタ認知能力を上げる必要がある・・・・云々・・・とスタンフォードな人たちが書いたドキュメントを読んでいたわけです。で、個人的には学習の定義はベイトソンの定義をイメージしています・・・

で、個人的にはこのドキュメント自体をメタ認知して読んでいるところがあって(笑)。「別に日本人だったら、・・・・観阿弥世阿弥親子の風姿花伝の中にある『離見の見』とか宮本武蔵の五輪書にある『遠きを近きに、近きを遠くに見る』ができるようになれば良いんだけれどね、と・・・・思ったわけです。

で、こういうのを経営学のミンツバーグの視点から見ると、「コグニティブ・スクール(認知学派)」と「ラーニング・スクール(学習学派)」そして、外的環境の変化を取り込んでリアルタイムに学ぶ「アダプティブ・スクール(適応学派)」を混ぜた学派になってくると思っていて、簡単に言うと、外的環境と自己をメタ認知しながら、自分の枠組みを超えてリアルタイムに学び状況が修羅場でも内と外のリソースを見つけて何とかしていきましょうという学派の出来上がりということになるわけですねぇ。(笑)

もちろん、お勉強モードで分類することには意味はなく、実際にどうやって1)課題のスコープを決めて2)起こっていることをプロセスとして眺め 3)自分の内側、外側の循環を考えながらメタ認知しながら、リソースを探す、というようなことが出来るようになってもらうことが重要なところだと思っているわけです。まぁ、良いコーチとかコンサルタントってこの当たりの支援がきちんとできる人かなぁ?でもあまり居ないだよなぁ(笑)。

 独り言


身体感覚を伴ったメタ認知の開発は重要だろうなぁと・・・

 ビジネス上のコーチングやファシリテーションを成立させるための重要な要素について考えると、個人的にはこの要素の一つが「メタ認知」[1]だと考えています。

 もちろん、これでは何を言っているのか?不明です。それで、もう少し具体的に書いておきたいと思います。

 例えば、コーチングにおいてコーチは具体的にクライアントに対して何を支援するのか?と考えると、・・・・・・個別具体的な「内容」、つまり「コンテンツ」としての課題や問題の解決を支援するということが考えられるでしょう。つまり、今直面している課題にどのような対処するの?ということを明確にすることを支援するという具合です。

 しかし、もう少し大きな枠組から考えると、コーチはクライアントに対してより一般的な問題解決のためによりよく学習する「プロセス」を獲得したり、強化したりということを支援する必要があると思います。つまり、今直面している課題について考えている自分の思考・行動・感情をどのように認識しているのか?をメタ認知してもらうことを支援することでより一般的な課題に対処できる能力を身につけてもらうような具合です。

 もちろん、このあたりは人の認知に関することですから、心―身体―情動ということは切り離すことは難しいわけで、メタ認知の練習と言っても、(1)まずは、それに対処するために内的にどのような心身状態になるのが最適なのか?のように心理療法家のミルトン・エリクソンを継承するエリクソニアンが言うリソースを引き出し、新しい可能性や選択肢に目を向け、(2)そしてそれを実現するために外的な行動を通して、物理的な世界にどのように働きかけ、そこからのフィードバックを更にどのように利用していくのか?を学んでいくことになるわけです。

で、ちょっと話題はそれますが、心理療法家のミルトン・エリクソンが活用したトランス状態の定義は以下で書いたわけですが、


エリクソニアン的にトランス状態というのは怪しいもではなく、色々な課題に対してメタ認知を上手く行う練習以外の何ものでもないなと思ってくるわけです。

そう考えると、以下で書いたセンタリングとベティ・エリクソンの自己催眠というのは、メタ認知力を鍛える練習以外の何ものでもないということになってきます。もちろん、個人的にはこの辺りがミルトン・エリクソンやその弟子の人たちが凄いと思っているところなのですが・・・


 もちろん、方法はこれだけではないのでしょうけれども、このあたりをまともにやっていくと古武道とかとあまり変わらなくなってくるようにも思ってくるわけですねぇ。

(参考)
(つづく)

文献
[1] http://www.learner.org/courses/learningclassroom/support/09_metacog.pdf

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