2013年6月29日土曜日

一般意味論の単一引用符と二重引用符



「これが日常生活にどのように立つのか?」と問われると、

アメリカ人のプラグマティクスみたいに、安直なことを考えてはいけないのだろうなと思う次第です。(笑)

でも、実は仕事や日常生活に全く役に立ちそうにもないことを極めると、実はものすごく役に立つことがあるのが世の中パラドクシカルで面白いところなのでしょうけれどねぇ(笑)。

 独り言


単一引用符と二重引用符

 今日は、自分のメモ代わりに単一引用符と二重引用符の一般意味論な拡張について書いておきます。[1]

ある意味当たり前のことでもありますが、私たちは事実を観察して報告文としてその事実を記述することがあります。また、逆にその報告文を読んで事実をイメージすることができます。

ここで、事実を記述する場合、あるいは逆に記述された事実をイメージする場合、一般意味論的にこの単一引用符と二重引用符をどう取り扱うのか?というのがここでのテーマです。で、ここでは安直に日本語に翻訳して「」『』とするとニュアンスがわからなくなるのでそのままにしています。

単一引用符:


SINGLE QUOTES (Standard usage) 

To indicate a quote within a quote.
 


それで、まずは普通の使い方で、これは、引用の中の引用を指す、つまり、引用中で入れ子になった引用されたことを表現する場合に使います。

で、次が一般意味論的に拡張した使い方。

SINGLE QUOTES (Extensional device) 

1. To mark off terms and phrases which seem to varying degrees questionable for neuro-linguistic, neuro-physiological, methodological or general epistemological reasons.
 

2. To mark off terms used metaphorically, playfully, etc.
 

a. 'mind,' 'meaning,' 'space,' or 'time' used alone, etc.
 

b. "...the semantic reaction formulation could serve as a 'bridge'...between Pavlovian classical conditioning and Skinnerian
 operant conditioning." (Silverman) 



一つは、神経-言語、神経-生理、方法論的、認識論的な理由の点から幾ばくかの疑問の余地がある場合に (単一引用符)を使う。これは構造微分のモデルで見ると明らかですが、コトバが神経や生理現象に影響を与えているような場合、

例えば ‘レモンとか 梅干し とかのような場合、その意味反応(Semantic Reaction)がどのような相互作用で起きているのか少し考えみましょうというようなニュアンスで使うようなことになってきます。もちろん、  (単一引用符)があった場合、自分の意味反応がどのような相互作用で起きているのか?その意味反応自体をメタ認知の対象として少し考えてみるように示唆している具合です。余談ですが、意味反応について、一般意味論は表象主義を前提にしており、ひとは出来事に直接反応するのではなく、自分の中で構築される意味に反応している・・・ということを前提にしています。

もう一つは、メタファー、あるいはあそび等として用いられる場合。

a.     マインド , 意味 , 空間, 時間 など・・・
b.     意味反応は、パブロフの古典的条件付けとスキナ―派のオペランド条件付けを 橋渡しする形式で提供される・・・・

二重引用符:

DOUBLE QUOTES (Standard usage)
           
1. To indicate a term or phrase used by some referred-to person but not necessarily indicating a direct quote. Example: What Korzybski referred to as the "semantic reaction."

2. To indicate a direct quotation from a named source.


次に二重引用符、ここでは一般意味論は関係なしに普通の使い方となります。

ジェスチャーで言うとこれですねぇ(笑)。



それで、一つは、誰かの言ったことの引用ですが必ずしも直接の引用である必要はないということを示す二重引用符。
もうひとつは、ソースを明示して直接引用する場合の二重引用符、となります。

(つづく)

文献


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