2013年6月8日土曜日

ダブル・バインドにはご用心(番外編 その1)

                               

 ダブル・バインドと同じような状況は色々あるわけです・・・・・ Catch-22、カドマスの勝利、チキン・レース、堂々巡り、カーネリアン・ジレンマ、デッドロック、八方塞がり、悪魔との取引、虚偽のジレンマ、賢者の贈り物、ホブソンの婿選び、コバヤシ丸(スタートレック)、美女か虎(ライオン)か?・・・・・・で、物語のプロットとしては面白いけれど、実際に自分が主人公としてこんな状況に陥りたくはないですねぇ(笑)。

独り言


ダブル・バインドを人ごととして楽しむ

自分自身がダブル・バインドの状態にあるとしたら、あまり楽しくないのかもしれませんが、こういったダブル・バインドのプロットを小説や映画として楽しむとしたらまた事情は別となると思います。

それで、ジョーゼフ・ヘラーの小説(後の映画化)に「Catch -22(キャッチ22)」[1][2]というのがあります。この Catch- 22というのはこの小説で規定された軍規22項から来ています。時代は第二次世界大戦中、イタリアの孤島に浮かぶ基地に派遣された米空軍のパイロットが主人公。本人はさっさと除隊して国に帰ろうと思っています。

それで軍規22項が登場します、「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない。」

主人公は軍医に、自分は狂っているので除隊したい、と申し出るわけですが、軍医は、当然、自分の狂気を意識出来ているので除隊は認められないとして主人公には次々と危険なミッションが降りてくるということになってくるわけです。




ある意味、Catch-22 がジレンマ、あるいはダブル・バインドの代名詞になっているわけですが、1970年に撮影された映画を見るとかなりシュールでブラックなコメディが展開されていくことになります。

(つづく)

文献



記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com


0 件のコメント:

コメントを投稿