2013年6月27日木曜日

MRIベイトソン・グループの系譜:ミラノ派(その4)



 ミラノ派の心理療法って心理療法家のミルトン・エリクソンの影響を多分に受けているように思います。

しかし、一旦、ベイトソンが形式知化した理論を通して演繹的につくられた技法という側面があるので、暗黙知しかないミルトン・エリクソンの技法と比べるととても理路整然として、ある意味、「これだけ?」って感じで理解しやすいように思います。

 もちろん、プラグマティクスの点から考えると実際に効果があることが重要なわけで、理論とか技法を必要以上に複雑にする必要はないと思います。

それで、ベイトソンの著作とか論文とかを読んでその内容を理解していれば理解するのにまったく難しいところはない・・・というところもよいですねぇ・・・・てなわけで、個人的にはプロジェクト・マネジメントのステークホルダー・マネジメントとかに使ってみようかなぁ~と画策中・・・・・・で、このモデルだとステークホルダー・マネジメントをやる時に根っからの政治屋にならなくても済むような気がするのですよねぇ~(笑)

 独り言


7分でわかるミラノ派のシステム・モデル

 世の中やはり奇特な方が居て、Youtubeにミラノ派の心理療法のモデルを7分でとても分かりやすく説明してくれています。


 ちょっと音声が聞きづらいのですが、そこはご愛嬌という感じなのでしょう・・・

それで、基本的にはミラノ派のモデルは家族間の人間関係の中で起こる、病理的なダブル・バインドを見つけ、そこに巴投げ的にカウンターを当てて、逆にミルトン・エリクソンのような治療的ダブル・バインドをつくっていくことになるわけです。

 それで、介入を行う心理療法家に対しても、MRIのメンバーがマジック・ミラー越しに観察したようにセッション自体を俯瞰できるような観察者を立てて、いつも心理療法家が中立で居られるように工夫しているところが面白い点にようにも思ってきます。もちろんこれもベイトソンの二重記述の応用ということになるわけですが・・・(笑)。

(参考)
(つづく)

文献
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