2013年7月9日火曜日

一般意味論の E-Prime について



 英語の自己紹介で My name is ◯◯◯. とか I  am ◯◯◯. とかあるけれど、これを 一般意味論の E-Prime に変換してやったらどうなるのでしょうねぇ(笑)。

 多分、ヴァージニア・サティアのキークエスチョンの中に自尊心を知覚に還元して答えさせるのがあったけれどその答えがこの質問の答えだなぁ~(笑)。

 独り言


小技だけれど案外重要な E-Prime


一般意味論の協会が Etc.という 一般意味論の重要な概念のひとつである Etc.をタイトルにした会報を出版しているわけですが、「Hypnocounseling: An Eclectic Bridge Between Milton Erickson and Carl Rogers(催眠カウンセリング:ミルトン・エリクソンとカール・ロジャーズの共通要点をつなぐ橋)」[1]というタイトルのエッセーを読んでみたわけですが、これが中々面白いときています。

この中で個人的に面白いなと思ったのは以下の点です。


Since Hypnocounseling depends so much on the sensitive use of language, you will probably notice my dependence on General Semantics as well as my occasional use of E-Prime language ..."

 催眠カウンセリングは言葉の知覚に基づいた使い方に依存している、読者はこれが一般意味論つまり E-Prime の状況に応じた使い方に負っていることに気づくだろう。


これについて、一般意味論の概念に E-Prime[2] がありますが、簡単に言うと、自分の認識を表わす Be 動詞を安易使わないで、知覚・思考の言葉に戻して使いなさいというような概念です。例えば、私は憂鬱だ。( I am blue.)ではなく 私は憂鬱だと感じている( I feel blue.) が推奨されるという具合です。

それで、確かに心理療法のミルトン・エリクソンがクライントのセッションで使っている言葉を聞いていると、自分で固定化されていると思っている認識を流動化させる場合は、E-Prime を使ってクライアントの意識を(具体的な)知覚に向けるようなことを支援しているわけですし、新しく身につけたい認識を固定化するような場合はあえて Be 動詞を使ってあえてクライアントの認識を(抽象度を上げて)勘違いさせているようなことも分かってくるわけです。

それで、結構面白いなと思って一般意味論のエッセーである「SPEAKING IN E-PRIME:An Experimental Method for Integrating General Semantics into Daily Life[3]と、一般意味論のロバート・アントン・ウィルソン博士のブログ[4]を読んでいたわけですが、

例えば:What is the cause of war? を E-Prime を使って  What do you think causes war ? のように、あえて「あなたの(一般意味論的に)推論するところでは、戦争の原因は何だと思いますか?」という具合に、知覚や思考プロセスを意識させるような言葉使いに戻されていて、個人的にはなるほどな、と思っていたわけです。

 このあたりのことは一般意味論の構造微分のモデルで見ると非常に分かりやすいわけですが、同じ英語でも知覚の感覚として具体的に表現する場合と、抽象的な概念として曖昧に表現する場合とあり、この2つを自在に変換できるようにしておくことも重要なのだろうなと思っているところでもあるわけです。

(参考)
http://ori-japan.blogspot.jp/2011/09/blog-post_04.html
http://ori-japan.blogspot.jp/2012/12/blog-post_26.html

(つづく)

文献
[4]http://www.rawillumination.net/2012/10/quantum-psychology-chapter-17.html



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