2013年8月16日金曜日

一般意味論:コージブスキーによる5つの講義



 インターネット・アーカイブのサイトで、一般意味論の創始であるアルフレッド・コージブスキーが第二次大戦の始まる数年前の1939年にロス・アンジェルスの一般意味論協会で行った「5つの講義」と題されたパブリック・ドメインのテキストがあったので読んでみました。

で、どうもてもタイプライターで打たれた独特の文字に時代を感じながら、分量も多くないので一気読み(笑)。5つの講義の中に、「一般意味論と心理療法」という項目もあってフロイトとの違いなんかを比較してあって、結構興味深く読んでいたところだったというわけです。

一般意味論って人間の能力と伸ばす方向で語られるのが普通だと思っていたわけですが、創始者自ら心理療法との対比で語っているのは結構面白いところですかねぇ・・・・
 
 独り言


一般意味論の5つの講義
 
今日は手短に、
 「Five Lectures on General Semantics-Korzybski1939[1]とタイトルの付けられた一般意味論の創始者であるアルフレッド・コージブスキーが1939年にロス・アンジェルスの一般意味論協会で行った5つの講義のテキストがインターネット・アーカイブからパブリック・ドメインの形式で提供されていたので、これをご紹介しておきましょう。

 全体を読むと、まずは、一般意味論が定義しているアリストテレス系と非アリストテレス系にについて説明してあって、一般意味論がなぜ非アリストテレス系を志向するのか?ということの説明から始まっています。

 このあたりは、一般意味論の3つの原則、「地図は領土ではない」「地図は領土の全体を表していない」「地図は地図を再帰的に参照できる」で説明されるところですが、このあたりのこと、それに一般意味論に付随するいくつかの概念が説明されています。

 また、面白いのは、「一般意味論と心理療法」「一般意味論と教育」について説明されているところだと思います。元々教育規範として開発されたはずの一般意味論は、そののち、出来事―コトバ-知覚-認知-行動を透過的に説明する枠組みの一つとして心理療法(REBTなど)に取り込まれているということになっていくわけですが、その前段階としてコージブスキーがどのように考えていたのか?を知るのは非常に興味があるところです。

 で、個人的には「科学と正気(Science and Sanity)」は何度か読んだので、このあたりの概念はある程度分かっているつもりではあるのですが、奇書と批判される反面、色々な方法論の背景で現在でも生き残っている一般意味論を考えてみるのは非常にま簡潔にまとまった良い文章ではないか?と思っているわけです。 

(つづく)

文献
[1] http://archive.org/details/FiveLecturesOnGeneralSemantics-korzybski1939

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