2013年8月2日金曜日

米国保険福祉省:薬物乱用治療のためのブリーフセラピー



 興味本位に米保健福祉省から出ている薬物乱用者の治療のためのブリーフセラピーに関するドキュメントを読んでいたわけですが、このドキュメントのよいところは、1)2012年と比較的最近更新されている、2)博士号を持った人や医者などの有識者によって書かれている、3)エビデンスの取れているもののみ書かれている、4)推奨されるいくつかの手法が相対化されて書かれている・・・というところでしょうかねぇ。

 逆に言うと、米国でお役所にも認知されていてエビデンスの取れているブリーフセラピーは何か?という解答がここにあるということですねぇ(笑)。それで、やはり主役は、認知行動療法とか論理情動療法とかになると思うわけですが、案外、エリクソニアン・アプローチとかソリューション・フォーカスト・アプローチとか戦略的家族療法とか予想に反して結構頑張っているなぁ・・・・・・というところが分かるのがこのドキュメントの良いところなのでしょう。なんちゃってベイトソニアンのおいらからするとちょっと嬉しいところ・・・

 それにしても Web サイトから無償で配布している割には気合が入っていますねぇ・・・・

 独り言


米保険福祉省の推奨するブリーフセラピー

 今日は手短に。

 日本で言うと厚生労働省にあたる、米国保険福祉省から出されている「Brief Interventions and Brief Therapies for Substance Abuse[1]というドキュメントを読んでいたわけですが、これが中々よくできているように思います。

 内容はタイトルどおりで、アルコール中毒、各種薬物中毒の治療のために推奨されるブリーフセラピーが記載されているというのがこのドキュメントになるわけです。

 具体的には、1)認知療法、2)行動療法、3)認知行動療法、4)戦略的/協調療法(エリクソニアン、戦略的家族療法・・・)、5)ソリューション・フォーカスト・アプローチ、6)人間的存在療法、7)サイコ・ダイナミクス療法、8)対人関係療法、9)家族療法、10)グループ療法、それぞれの技法とプロセスが相対化されて書かれていることになります。

 もちろん、お役所が推奨するからにはそれなりのエビデンスに基づいているわけですが、それでも尚いくつかの技法が併記して書かれており案外現実的なアプローチになっているのがこのドキュメントの面白いところなのでしょう。 


(つづく)

文献
[1] http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK64947/pdf/TOC.pdf

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