2013年8月8日木曜日

プロジェクト・マネジメントにおけるサイバネティック・モデル



 通常のプロジェクト・マネジメントのモデルというかプロセスは、行動には焦点が当たっていても認知のほうには焦点が当たっていなかったりするわけです。

 そのために、ここに、経験、勘、ど根性といったわけの分からないものが入ってくるスキマがあるわけです・・・・(笑)。それで、もっと、洗練された形式で、認知-行動がシンクロする形式でプロジェクト・マネジメントのモデルと考えるとしたらどうしてもサイバネティクスのモデル、出来れば、人の認知を取り扱った第二次サイバネティクスや社会システムを取り扱った第三次サイバネティクスあたりまで拡張したモデルをプロジェクト・マネジメントに適用したらどうなるのだろうか?と考えることになってきます。

 もちろん、ここで第二次サイバネティクスのモデルを持ち出すと、例えば、短期療法や家族療法のモデルとプロジェクト・マネジメントのモデルが一つに繋がってしまうわけで、案外、粛々とプロジェクトをやっていると心身の調子も良くなる・・・といったモデルも出来るのではないか?と画策中だというわけです・・・・(笑)。

 独り言


プロジェクト・マネジメントのサイバネティックなモデル
 
Cybernetic Approach to Project Management: Where Sense Making Intelligence is needed[1]というプロジェクト・マネジメントにサイバネティクスのモデルを適用したエッセーを読んでいたわけなのですが、これが非常に面白いときています。

 通常、プロジェクト・マネジメントのPMBOKのようなプロセスに焦点を当てたモデルにも色々利点はありますが、認識主体の認知やメンタル・モデルそのものに焦点を当てることはあまり無いように思います。

 それで、このエッセーはノーバート・ウィナーに始まるサイバネティクスのモデルを使い、認識主体の認識-行動に焦点を当てるようにしてプロジェクト・マネジメントを組み立てたらこうなるよ・・・・と示されている点では非常にユニークなモデルでもあると思います。

もちろん、難を言うとこのモデルに初期のサイバネティクスのモデル、つまり機械的な制御に関する理論を使われているため、個人的には生物に拡張された第二次サイバネティクス、集団やグループから構成される社会システムに拡張された第三次サイバネティクスを使って理論化したら面白いなぁと考えているところだったわけです。

 それで、第二次サイバネティクスの以降のサイバネティクスになると、短期療法や家族療法の理論として活用されていることにもなるわけであり、サイバネティクス経由でこのような方法論を持ってくると、1)抵抗を押さえて新しい方法論や仕事のやり方を導入するためのチェンジ・マネジメント、2)利害関係者間の対立を解消するコンフリクト・マネジメント、3)ポジティプ・フィードバックを使った創造的問題解決・・・・・など結構色々なところが深いレベルで体系化できるのではないか?と考えているところだったわけです。

 もちろん、プロジェクトを一心不乱にやっていると心身状態が良くなってくるというのが理想のような感じもするわけですが、案外、プロジェクト・マネジメントにサイバネティクスのモデルを持ってくるのはありだなぁ・・・・と考えていた今日この頃だったわけです。

 で、こんなの真面目に書いたら博論になっちゃいますねぇ・・・・・(笑)。

 
(つづく)

文献

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