2013年9月14日土曜日

システム療法家のための10+1のガイドラインとそれを確認する質問



 いろいろなことをシステムとして考えると、心理療法だの、コーチングだの、コンサルティングだのって、それぞれの人もシステムなら、構造的カップリングしたシステムもシステムだから、システム論に還元するとその根底にある本質は同じって感じがしてきますねぇ。

 もっとも、このドキュメントではシステム=オートポイエシスになっているから生き物対生き物のシステムなんだけれどねぇ・・・・(笑)

  
 独り言


カップリングされたシステムとして機能するための質問

短期療法について書かれた「10 + 1 GUIDELINES OR GUIDE-QUESTIONS.AN OUTLINE OF A SYSTEMIC CLINICAL THEORY How to Give Feedback[1]というドキュメントを読んでいたのですがこれが中々よく出来ているように思ってきます。

ここでは、短期療法のハンブルグ派からミラノ派へ、みたいなことが書いてあるわけですが、要は元をたどれば、MRIベイトソングループに行き着くわけですし、その源流を辿れば心理療法家のミルトン・エリクソンにたどり着くわけです。

それで、結局はエリクソンのアプローチは弟子のギリガンらの著作[2]を読むと、その本質のひとつは、コラボレーティブ・アプローチにあり、いかにセラピストとクライアントが協力して課題や問題をクリアしていくのか?というようなところに行き着くというわけです。

それで、このドキュメントでは、クライアントもシステムならセラピストもシステムであり、この人達がどのように(オートポイエシス的に)構造的カップリングをしていくのか?具体的なガイドラインは?それを確認する質問は?について書かれているのがこのドキュメントだというわけです。

で、前半は、オートポイエシスに関するシステム論について色々書かれていて、最終的にはこんな感じのガイドラインができました・・・・って感じになっているわけですねぇ。

(訳は適当)
セラピー・システムにおけるタスク
ガイドライン
ガイドラインの質問
セラピー・システムを生成する
1.自身をセラピストとして定義しなさい
2.自分自身を敬いなさい
1.セラピストとして責任を取っているか?
2.自分の責任を守っているか?
セラピー・システムを維持する
3.クライアントに向き合へ
4.良い方向に価値を見出せ
5.自分を律せよ
6.謙虚になれ
3. クライアントを起点にしているか?
4.とっっかりを探しているか?
5.必要に応じて自分を律しているか?
6.自分自身を何かを引き起こす原因として見ているか?

変化を喚起することでセラピー・システムを現実のものとする
7.柔軟性を保て
8.建設的に質問をする
9.介入は慎重に行う
7.視点の切り替えを行っているか?
8.それに続く質問を引き出すために質問しているか?
9.注意深くクライントを混乱させているか?
セラピー・システムを解く
10.時間内に終わらせる
10.そろそろ終わらせる時間がきた?
そして、
+ 1このガイドラインに盲目的に従ってはならない
これらを心理療法のコンテクストの中で使ってきたか?

もちろん、このガイドラインは、クライアントとセラピストの関係をシステム論的に説明して、さらにそれを質問で確認するという方法で書いてあるわけですが、実際にこれができるかどうか?は別問題なのであしからずというところなのでしょう・・・・(笑)。


(つづく)

文献
[2] http://www.amazon.co.jp/dp/1891944908/

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