2013年9月23日月曜日

システム思考を深めるための7つの演習



ここまで、TOCS&Tについてちょっと小難しいことを書いてきたので少々休憩(笑)。

でも、S&Tツリーを一言で言うと、部分―全体の対立、自社―市場のような立場の対立にどうやって折り合いをつけて、ゴールを目指すのか?という青写真なので、結局は、物事をどれだけシステミックに考えられるか?感じられるのか?って話になってくるのですよねぇ・・・・・・まぁ、このあたりをシステムとして見ると、経営もITも、短期療法のような心理療法も、日常や仕事における問題解決も、コミュニケーション・・・・・などなど、結局は同じ枠組みの中に入ってしまうのですけれどねぇ・・・・・(笑)

 独り言


システム思考を理解するための7つの演習

 「SEVEN ACTIVITIES TO ENGAGE SYSTEMS THINKING[1]というシステム思考+7つのエクソサイズについてのエッセーを読んでいたわけですがこれが中々良くできているように思ってきます。

 さて、一般的ですが、人が局所的な現象だけに注目して何か対処療法的なやり方で何かを行うと、別のところに新たな問題が起きてロクな結果にならないのはなんとなく経験から分かるところです。

 でも、あまり副作用的な対処ばかり考えても決断できなかったり、行動できなかったりというとことになってくるように思ってきます。

 そう考えると、ある程度その現象(実は見えている現象が問題の核心でないことは多い)がどのような枠組みで起こっているのか?直接見えているところだけではなく、もう少し大きな枠組を考えて、その問題や課題に対処する必要があることが分かってきます。

 それで、上のような感じで問題解決を目指す、「システム思考」というとどうしても大上段に構えていて一見近づき難そうなイメージがあるわけですが、このエッセーの良いところは、小学生や中学生でも、7つの演習や実験を行い、その後、ディスカッションをして意見交換をすることでシステム思考の有効性についての実感が深められるように工夫されているところが良いところのように思ってきます。

 で、具体的には、

1.      物事を要素とシステムに分解する演習(材料と料理、選手とチームなど)
2.      異なる色水を混ぜてみる演習
3.      単音と和音の演習
4.      文と物語の演習
5.      ルールとゲームの演習
6.      翻訳しりとり(みたいなもの)の演習
7.      行動と代案の選択の演習

となっています。この演習のおおよその狙いは、要素とそこから創発するシステムの違い、つまり「部分の総和が必ずしも全体と同じとはならない、あるいは総和以上の何か異なる性質のものが生まれる」と言ったことを体感的に学ぶような格好になっているわけですが、実際に1つ2つやってみると案外深いのですよねぇ・・・・
 
(つづく)

文献
[1]http://www.arnecollen.com/wp-content/uploads/2012/07/Seven-Activities_AC_GM_99.pdf

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