2013年9月25日水曜日

システム思考家への道、13の心得



この本、ポップな感じのシステム思考本で非常に面白いなぁ・・・と思うのですが、誰か日本語訳して出版くれないかなぁ・・・・・・

 独り言


システム思考家への道

 「The Systems Thinking Playbook[1]というタイトルのシステム思考に関する著作があるのですが、この中に語られている「システム思考家への道」なる家訓のようなところが非常に興味深いと思ったので、少し紹介しておきましょう。

もちろん、のっけから、「全体の絵を見る」みたいなことが書かれているわけですが、ここで少し冷静になって、なにがしかのシステムということを考えると、最初にシステムを定義するために半分無意識になにがしかの範囲(Scope)や領域(Domain)を決めて線引をしていることに気づきます。

逆に言うと、それ以外の部分はまさに「アウト・オブ・眼中」ってことにしていて、実はいつも細かい世界の中での全体しか見ていないのではないか?と考えてしまうのが面白いところでもあるのでしょう。

もちろん、全体といってしまうと、その思考や意識の対象範囲を宇宙の果てまで巡らせるということになるかもしれないので、実際は現実的なところが範囲や領域を決めているわけではありますが、思考実験としては、自分の思考や意識をどこまで広げることができるのか?とやってみるのもまた一興というわけです。

で、この心得みたいなものは以下のような感じになっています。

1.      全体の絵を見る
2.      複雑なシステムのレバレッジ・ポイントを見つけるために視点を変化させる
3.      相互作用、相互依存を探す
4.      メンタル・モデルがどのように未来を創造しているか考慮する
5.      長期的な視点から考え、どうなるのか記述してみる
6.      (周辺視野を使って)より広い視点から因果を見てみる
7.      (良くも悪くも)予期せぬ結果がどこで創発しているのか探す
8.      責任ではなく構造に焦点を当ててみる
9.      パラドクスや矛盾をすぐに解決しないで、その緊張を維持してみる
10.    因果ループや計算モデルを使ってシステムを可視化してみる
11.    在庫や蓄積を作り出している遅延や慣性を探してみる
12.    相互作用の強いシステムでの「勝ち/負け」の考え方が状況を悪くすることに気づく
13.    自分がシステムの外にあるのではなく、自分をシステムの一部と考える

 それで、色々考えていくと話は尽きないわけですがとりあえず、こんな感じのことを仕事や日常生活に取り入れてみるのも悪く無いなぁと考えている今日この頃だったわけです。
 
(つづく)

文献
[1]http://books.google.co.jp/books?hl=ja&lr=&id=rNSNtQ8cPYUC&oi=fnd&pg=PA1&dq

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