2013年9月28日土曜日

システム思考:変化に対する4つのチャレンジ



 単純に、「ガンバレ」って励ましてくれるのも悪くはないのだけれど、問題を要素と要素の関係性から起こっているシステムとして捉え、そのシステムの「おへそ」をみつけて、そこを実際の行動でもって押さないと、実際の変化は起こりませんからねぇ・・・・・(笑)。

 独り言


4つの視点からシステム思考ができているか確認するのも良いのだろうなぁ・・と

 「Leveraging Change: The Power of Systems Thinking In Action[1]というシステム思考のエッセーを読んでいたわけですがこれが中々面白いと思います。

 それで、個人的には「日本はシステム思考についてかなり遅れている」という気はまったくなくて、実はむしろ逆で、トヨタなどの製造業で自働化と言われているように、個人的にはかなりシステム思考の先進国ではないか・・・と思っています。

 もちろん、組織にも色々あるわけであり、システム思考が出来ていない組織と、できている組織の違いは何か?それをどのように変化させたら良いのか?を、1)モチベーション、2)コラボレーション、3)焦点、4)学習の視点から説明したのが上のドキュメントに書かれていたことだというわけです。

変化へ挑戦する項目
典型的なやり方
システム思考のやり方
モチベーション:なぜ変化するべきか?
「ガンバレ」と励ます、あるいは「~しないと~になるぞ」と脅す
現実に対する責任を示す
コラボレーション:なぜ協力するべきなのか?
「~しなければいけない」と命令する
現在のやり方が個人や組織のパフォーマンスをどのように低下させているのか?を具体的に示す
フォーカス:何をするべきか?
多くの課題に、個別、かつ同時に取り組む。目先の現象に対処する
ほんの一つ二つを変えるとそれが全体に波及するレバレッジ・ポイントを探して、それを変化させる
学習:なぜ悩むのか?
他人は間違っているので、学習しなければいけないと考える
やる事を認識し、それをやった結果から(事実ベースで)学ぶ

 典型的なやり方が円環的に強化される方向にいくと今話題の「ブラック企業」まっしぐら・・・という感じがしないでもないですが、その場合も「ブラック企業」への流れを反対に回す形式として「システム思考」という方向性はありなのだろうなぁと思ったわけです・・・・・(笑)。

 余談だけれどシステム思考の場合、目的合理性というのも大事な感じはするけれど、目的がひとつしかない(複数設定せずに)と複雑系の視点からすると面白くないのでその点は課題なのですけれどねぇ。




(つづく)

文献
[1]http://www.uky.edu/kaphtc/sites/www.uky.edu.kaphtc/files/ST_Leveraging_Power.pdf

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