2013年9月5日木曜日

ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーの理論的背景



ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーは今でもミニマリスト的な技法だけ構成されていて、非常にシンプルな状態に保たれているわけです。

で、こういうエッセーを読むと、MRIベイトソン・グループの種々のコミュニケーションに関する理論、一般システム論、第二次サイバネティックス、社会構成主義などをきちんと取り込んでいて、システム論者のおいらからすると格好が良いアプローチなのだなぁ・・・・と思ってしまうわけなのですねぇ。

 独り言


ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーの理論的背景

今日は手短に、

Brief Solution Focused Therapy:Underpinning Theory and Development[1]というタイトルのエッセーを読んでいたわけですが、これが非常に分かりやすかったので少し書いておきましょう。

 ソリューション・フォーカスト・アプローチ、あるいはソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーと言えば、心理療法家のミルトン・エリクソンの影響を受けスティーブ・ド・シェザー、インスー・キム・バーグらによって創始された通称ミルウォーキー派と言われる心理療法の一派です。

 それで、このエッセーはソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーがどのような理論的な影響を受けているのか?について書かれているエッセーなのですが、これが簡潔にまとまっているので少し書いておきましょう。

 ここで言及されているのは、

    ベイトソンのコミュニケーションに関する理論(+ポール・ウォツラィックのコミュニケーションの公理など)
    ベルタランフィの一般システム理論
    (第二次)サイバネティックス(おそらく、フォルスターとか丸山とか)
    社会構成主義(ここでは、ケネス・ガーゲン[2]とかリン・ホフマン経由でもってきている理論を提示。基本、コミュニケーションを構成素と考えるオートポイエーシス・ベースの理論なので、言語もここに入る感じ・・・・)

 です。

 それで、こんなのを読むと、セラピストにしてもコーチにしても、ベイトソン的あるいはオートポイエシス的、あるいはラディカル構成主義的な世界観で物事を見ていて、クライアントさんを知らないうちにこっちの世界に引っ張り込む感じにならないと、単に技法だけを真似してもダメなように思えてくるところでもあったわけですねぇ。(笑) 

(つづく)

文献
[2] http://en.wikipedia.org/wiki/Kenneth_J._Gergen

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