2013年9月17日火曜日

REBTにおける一般意味論の理論的貢献



比喩ですが、経済学を理解するには数学を理解していないと深いところまでは理解できない、みたいな考え方があるわけです。もちろん、数学が理解できれば、経済学にかぎらず、物理学だの何とか工学が理解できるわけですが・・・・では、心理療法におけるこの数学が何にあたるのか?を考えると処々の時代背景から考えてひとつは一般意味論なのだろうなぁ・・・と思っているわけです。

もちろん、これが絶対じゃないけれどねぇ(笑)
 
 独り言


REBTにおける一般意味論の理論的貢献

 一般意味論を分かりやすく説明することでは定評がある、(と個人的には思っている)コディッシュ夫妻の本は何冊か持っているわけですが、彼らが書いた「Contributions of General Semantics to REBT [1]について少し書いておきましょう。

 一言で言うと、これは、アルバート・エリスのREBTの理論として一般意味論のどの概念がどのように取り込まれているか?について書かれている論文です。

 もちろん、現在の視点で考えると認知科学や(第二次、第三次まで含めた)サイバネティクスをその理論的背景に置きたくなるところですが、認知科学が盛んになったのは 1980年くらいからですし、サイバネティクスも第二次大戦後という感じになっていることもあって、それより以前の段階で、言葉が知覚、認識、そして行動にどのように影響を及ぼすのか?といった研究を行う場合、あまりその体系的研究がなかったという時代があったわけです。

 それで、上の論文でいくと、時代背景も加味して、アルバート・エリスがREBTを体系化する場合に、一般意味論をどのように取り込んで、独自の理論を発展させていったのか?ということについて書いてあるわけですが、個人的には非常に面白いなと思って読んでいたわけです。

 もちろん、ここで自分のオリジナル・コーチングも一般意味論の理論を取り込むとナなんとなく格好のカタチで体系化できるということがあるわけですが、ある意味、最新の認知科学の小難しさというところがなくて、少し牧歌的な感じのする一般意味論を使うというのは日常で使う分には良いアイディアなのだろうなぁ・・・と思っているところだったわけです。
 
(つづく)

文献
[1]http://www.academia.edu/3073886/Contributions_of_General_Semantics_to_REBT_Theory

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com






0 件のコメント:

コメントを投稿