2013年10月1日火曜日

第二次サイバネティクスからエナクティブ学派の認知科学へ



 認知言語学者ジョージ・レイコフの「Philosophy in the Flesh」の中にも、俺達はメルロ=ポンティの世界に戻る・・・みたいなことが書かれていた記憶があるなぁ・・・・

 で、これが何の役に立つの?と即物的なことを聞かれると、一応、短期療法とか家族療法の理論とか、ソーシャル・メディアのコミュニケーション理論とかには取り入れられていて・・・結構役に立っているなぁ・・・・と(笑)。

 独り言


認識論から神経現象学へ

 今日は手短に。

From Second-order Cybernetics to Enactive Cognitive Science: Varelas Turn From Epistemology to Phenomenology[1]というエッセーを読んでいたわけですが、これが中々面白いと思います。

ウンベルト・マトゥラーナとフランシスコ・バレラは第二次サイバネティクスの延長としてオートポイエシスを提唱することになるわけですが、その適応範囲を巡ってマトゥラーナとヴァレラは見解の相違から物別れになったというのはご存知の通りです。

それで、その後、ヴァレラは、従来の認識論ベースの認知科学からパラダイムを変えて、現象学の世界へ入っていくわけですが、その過程で登場するのが例の認知科学と中観派の仏教の対話を試みた「身体化された心(Embodied Mind)」ということになるわけです、それで、晩年までには神経現象学 (Neuro-Phenominology)というのを提唱することになるわけですが、このエッセーでは、第二次サイバネティクスをベースにした認識論的な認知科学から神経現象学をベースにしたエナクティブな認知科学への移行がどのように行われたのか?が解説されていることになります。

(つづく)

文献

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