2013年11月13日水曜日

心理療法やコーチングで運命が変わるのか?



 コーチングや心理療法の宣伝でよく「あなたの運命が変ります」といったことを言っている人たちがいるけれど、個人的にはこういった表現は何か誇大広告のような気がしてきます。(笑)

ひとり言


コーチングや心理療法で「運命」が変わるのか?

コーチング心理療法で「運命」が変わるのか?

よく考えなくても何か非常に胡散臭い問いのように思えてきます。

このことは一般意味論に還元して考えるとよく分かってきます。

一般意味論では人を以下のように考えています。

一つは、人は外的出来事、コトバ、シンボルを通してその人なりの主観的意味をつくる。そして、もうひとつは、人はその意味に反応している。

人のややこしいところは、外的出来事ではなく、コトバや記号も含めて主体の中で意味がつくられるところなのでしょう。それで、一般意味論では、この意味に対する反応のことを特に意味反応(Semantic Reactions)と定義しています。

この定義に従って考えると心理療法やコーチングが介入する余地があるとすれば、この意味が構築されるプロセスということになり、運良く良い心理療法やコーチングに当たれば、この意味のプロセスが変化し、その結果、その人なりの意味反応が変化するということになります。

もちろん、「運命が変わった」と思うのは主観的な意味の変化ということで、そういう可能性がないわけではないということになるのでしょうが、「運命の変化」は、主観的な意味の解釈の変化に還元してこそ分かってくるわけです。


(つづく)

文献
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