2013年11月28日木曜日

一般意味論ベースのコーチングのプロセス



  良いコーチングって基本のプロセスは似ていると思うのですが、認知科学が発達する前の時代の産物としての一般意味論をベースにしたコーチングはかなりよく出来ているほうではないのかなぁ、と個人的には考えているわけです

ひとり言


一般意味論ベースのコーチングのプロセス

 今日は、一般意味論ベースのコーチングのプロセスを書いておきましょう。[1]
 まず、一般意味論が取り扱うのは意味反応です。人は出来事、コトバ、シンボルなどを表象し自分の中で意味をつくっている、と一般意味論では(表象主義にもとづき)仮定しています。それで、人は出来事、コトバ、シンボルに直接反応しているのではなく、それらから生まれた意味に反応していると考えるわけです。もちろん、逆の言い方をすると、出来事だけに直接反応していない、というのが人間のややこしいところでもあるわけです。

http://ori-japan.blogspot.jp/2013/11/blog-post_13.html

 それで、自分に不都合だと思われる意味反応を変える、あるいは好ましいと思われる意味反応を身につけるには、意味が構築される抽象化のプロセスを自覚して、「地図と領土」の区別、つまり「コトバと事実」の区別をつけることによって、その意味を変える必要がある、ということになってくるわけです。もちろん、以下のリンクからすると、原則的に・・・・ではありますが・・・・

http://ori-japan.blogspot.jp/2012/12/blog-post_26.html

 それで、このプロセスを簡単に書いておくと以下のようになります。


(1)取り扱う意味反応を決める
(2)意味反応の場面を五感でイメージして臨場感を上げる
(3)それを知覚のコトバで表現する
(4)意味反応に遅れをつくる
(5)メタ認知して別の選択肢(あるいは資源・資質、リソース)を探す

この繰り返しとなります。

 もちろん、ここにソリューション・フォーカスト・アプローチのもとになっている第二次サイバネティクスの知見で考えると、このプロセスの場合、ほおっておくと Do Difference のネガティブ・フィードバックでプロセスを回すことになるわけですから、この場合は今ハマっているジレンマのパターンをきれいに崩せないと変化が難しいことになると思うわけです。

 で、逆に、最初は好ましくない意味反応から始まっても、何かしらのゴールを見つけ、そのゴールに対して上手くいくことをみつけて Do More のポジティブ・フィードバックで回すのが良いのだろうなと考えているところもあるわけです。

 後は、MRIのポール・ウォツラウィックのいうシステムの一部が変わる第一次変化とシステム全体が変わる第二次変化において、第二次変化を目指すのであれば、パラドクスやダブル・バインドをつかって今もっている枠組みをどうやってこえるのか?ということも大きな課題になってくるように思ってきます。



(つづく)

文献

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com





0 件のコメント:

コメントを投稿