2013年12月15日日曜日

ミルトン・エリクソン派心理療法家(エリクソニアン)の鬼じゃない8則



これを実践することで、

だれでもエリクソニアンに成り行くことができる・・・・・・・・

ひとり言


ミルトン・エリクソン派心理療法家の鬼じゃない8則

 心理療法家のミルトン・エリクソンは自分の技法や哲学を形式知として残していません。ですので、これはあくまでもエリクソンの研究者であるマイケル・リッターマン博士が「エリクソンはこういった哲学を持って、日々心理療法を実践していたに違いない」として体系立てられたものであるということを始めにお断りしておきます。[1]
 
 それで、ここではエリクソニアンが持つべき哲学的スタンス8つが示されていますが、このブログでは電通鬼十則をパロって『ミルトン・エリクソン派心理療法家の鬼じゃない8則』としておきます。

 この内容を実際に声に出して読んでみると、エリクソン派心理療法家の哲学めいたスタンスは、かなり深い洞察にもとづいてつくられたものではないか、と思ってくるわけです。

 もちろん、似非エリクソニアンが陥りがちなオカルト方面に行くことからセラピストとクライアントを守ってくれるということもあるでしょう・・・・・

 それで、内容は以下です。

第1則:楽天主義者でも悲観主義者でもなく、現実主義者であれ。

2則:セラピストは変化が起こりえる環境をつくるだけである。ここで実際に変化を起こすのはクライアントである。

3則:セラピストは必ずクライアントのコトバを用いて語れ。それ以外はあり得ない。

4則:自分の「痛み」を自分の師とせよ。

5則:変えることのできないことを受け入れよ。

6則:人の振舞いを徹底的に観察せよ。理論ではなく、この観察が、それぞれの状況に則した唯一無二の介入へ導く。

7則:セラピストは神ではなく、道先案内人である。

8則:セラピストが答えを与える必要はない、セラピストはクライアントが心を開いて、物事を見る、音を聴く、体験をする手伝いをするだけである。

 ここで、セラピストという主語をコーチやコンサルタント、プロジェクト・マネージャ、経営者などと変えても不思議と成り立つようにも思います。

 それで、普段、コンサルタントとして仕事をしていて

「まずは事実をきちんとおさえようとしていますか?」 

「クライアント自身の考え方や行動を無理やりかえようとしていませんか?」

「クライアントのコトバや世界観を理解せず、自分のコトバや世界観を押し付けてませんか?」

「自分の痛み、失敗、弱みからも何かを学んでいますか?」

「変えることのできないことと、出来ることをきちんと認識していますか?」

「わけの分からない理論を実態を見ることなく振り回していませんか?」

「根拠もなく自分は偉いと思っていませんか?」

「自分の思い込みで勝手にクライアントの答えを探していませんか?

といった質問をすると、・・・・案外余計なことしているなと気づかせてくれる教訓でもありますし、日々これを確認することでエリクソニアンに成っている途中にあるのだなぁと自覚できるようにも思えてくるわけです。

※読みやすくするために、文字の大きさを11ポイントから13.5ポイントにしてみました。

 
(つづく)

文献
[1] http://micheleritterman.com/Ten%20Points%20Ericksonian.pdf

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