2013年12月17日火曜日

アサーティブ・コミュニケーションについて




強さからいったら、日本では、

空気 >>>>>>>>>> アサーティブ・コミュニケーション

になると思いますけれどねぇ。

ひとり言


アサーティブ・コミュニケーションについて

 「アサーティブ・コミュニケーション」についてフロリダ・ガルフ・コースト大学にあった「Assertive Communication 」[1]というドキュメントを読んだら凄くよくわかったので今日はこれについて書いておきましょう。

  それで、本題に入る前に薀蓄を少々・・・・・

山本七平氏の有名な著書に『空気の研究』があります。

無いものを在ると強く想うと、「臨在感」という感覚がわき起こる。複数の人の間でこの「臨在感」が共有されるとここから「空気」というものが発生する。

それで、実際には存在しない、なんとなくの「空気」を前提として事実に基づかない意思決定が行われることになり、第二次大戦の戦争遂行もこうやって決断されたと、「空気」の危険が指摘されていたわけです。

余談ですが、一般意味論的には、この「空気」は、集団で共有された「非正気(Unsane)」ということになるのでしょう。


http://ori-japan.blogspot.jp/2012/12/blog-post_26.html

一方、アサーティブ・コミュニケーションはどうか?

相手の気持を受け止め、事実に焦点を当て、冷静に自分の主張を行う。

 ある意味、アサーティブ・コミュニケーションは「空気」の発生を抑える方向に機能するように思うわけです。

それで、多くの日本人が集団の「空気」による決断を経験していると推測されるわけですが、

「アサーティブ・コミュニケーションだけでこの空気の発生を抑えることが出来るか?」

 個人的に思っているのは、アサーティブ・コミュニケーションだけでは役不足で、例えば、心理療法家のミルトン・エリクソンが使ったメタ・メッセージてんこ盛りの間接暗示をつかって小さな「空気」に大きな「空気」をかけるようなことで「空気」を変える必要があるのだろうなぁ、と思っているわけです・・・・・・

 それで、気を取り直しアサーティブ・コミュニケーションの続きを・・・・

 アサーティブの定義:他人の権利を侵害することもなく、恐れを感じることもなしに、自分の意見、感情、態度および権利を表明する能力のことである。

 基本ステップ:1)相手の気持を受け止め、2)問題を事実にもとづいて表現し、3)自分の主張を表明する

 基本テクニック
1)      アサーティブなボティ・ランゲージを使う、但し声は穏やかに。
2)      「私は(Iメッセージ)」ではじめ、相手を批難するのではなく問題(問題が起こる仕組み)に焦点を当てる。
3)      事実に焦点を当て、評価や解釈をしない。
4)      思考、感情、意見の主体が自分であることを示す。

 応用テクニック
5)      心地よい声で要点を繰り返す。議論したり、自分の説明をしたりしない。
6)      事実に同意しながらも、自分の振舞いを選択する権利は残しておく。
7)      コンテンツからプロセスへとシフトする。問題ではなくこれからどのように行動するのか?解決するのか?へ焦点をシフトする。
8)      問題を議論する前に相手に落ち着いてもらう
9)      アサーティブ・インクワイアリー。議論を中断するように提案し、どのようなプロセスでその議論になったのかに注意を向けてもらう。
10) 相手の要求を「あなたの言いたいことは~ですか?」と相手に確認する
11) 自分のしたいことを明確に表明する

 
 アサーティブ・コミュニケーションの構図を簡単に説明すると。

・相手とラポールを気付く。気持を受け止める
・取り扱いたいことについての事実を描写
・事実を受けて自分の主張を表明する

ということになります、それで、でアサーティブは事実に対する自分の意見や思考(推論)を主張するという格好になっていますので、この要求がどのようなものでも短期療法のリフレーミングの技法[2]を使えば柔道の巴投げのように簡単にひっくり返して、相手の主張をまったく別の意味にすることが出来るので、そこは注意が必要なのだと思ってくるわけです。[3]

(つづく)

文献
[2] http://ethesis.helsinki.fi/julkaisut/laa/kliin/vk/mattila/seeingth.pdf
[3]http://www.communicationcache.com/uploads/1/0/8/8/10887248/a_disrupt-then-reframe_technique_of_social_influence...pdf

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