2013年12月27日金曜日

晩年のミルトン・エリクソンへのインタビュー



  催眠は、意識には何もしてくれないが、無意識には何でもしてくれる。

ひとり言


晩年のミルトン・エリクソンへのインタビュー

  今日は、Youtubeにアップロードされていた心理療法家のミルトン・エリクソンのほぼ晩年のインタビューをご紹介しておきましょう。



 独特の語り口に非常に深い含蓄が含まれているようにも思ってくるわけです。

 もちろん、ミルトン・エリクソンの話法は、その中に多水準のコミュニケーションを含むことで知られているわけであり、例えば、否定文である「Hypnosis doesn’t do anything. 」や「Don’t try to (pause) use somebody else’s technique.」の解釈には非常に注意が必要ことも分かってくるわけです。

 この前提として「否定文は言葉の中にだけ存在し、(表象された)経験の中には存在しない」つまり「否定文は意識には存在するが、無意識には存在しない」ということになるわけです。それで、これを使ってエリクソンの言葉を解釈すると。

「催眠は意識には何もしてくれないが、無意識には何でもしてくれる。」「意識的に他人の技法を真似ようとしてはいけないが、無意識に他人の技法を真似よう試みなさい。」のように、エリクソンの得意技である意識-無意識のスプリットの言語パターンで意味を伝えようとしていると解釈できることになります。(もちろん、このあたりは普通の方が読むと、おまえは一体何の話をしているのか?という感じになるのかもしれませんが・・・・)


また、個人的には、Sting の Englishman In New York の歌詞の中にある Be yourself no matter what they say . を思い出したりもするわけですが、おそらくミルトン・エリクソンは野中郁次郎先生のSECIモデルで言うと、他人の背中や技を見て暗黙知を暗黙知として学ぶのはよいけれども、無理に形式知化して学ぶことはやめたほうがよいということを「Don’t try to (pause) use somebody else’s technique.」という一文で表現したかったのではないか?と思ってくるわけです。
(つづく)

文献
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