2013年12月5日木曜日

自己なるもののサイバネティクス(つづき)



 人類学者のグレゴリー・ベイトソンの著作「精神の生態学」の中に記載されていましたが、アルコール依存症の人の自己認識のモデルをサイバネティクスで説明した「cybernetics of self a theory of alcoholism(自己なるもののサイバネティクス)」という論文関連のつづき。

ひとり言


自己なるもののサイバネティクス(つづき)

  今日はメモ代わりに、

個人的にアルコール依存症・・・・というわけではないのですが、人類学者のグレゴリー・ベイトソンが「自己なるもののサイバネティクス」で、アルコール依存症の人の自己認識といったものをサイバネティクス的な視点から仮説として示していたところがあったわけです。
 
 それで、ベイトソンの仮説を具体的な方法、ここでは12ステップになるのですが、これを実行したどうなるのか?について書かれた論文が「Cognitive Restructuring and the 12-Step Program of Alcoholics Anonymous」[1]というところになるわけですね。

 ベイトソンが処女作「Naven」の中で、ニューギニアのイアトムル族を観察して取り出した、関係性の類型に対称(シンメトリー)と補完(コンプリメント)があったわけですが、一般的に依存症はその対称をシンメトリーな関係に見て、それに打ち勝とうと考えるとその関係がますますエスカレートして最終的には破綻してしまうというようなことが書かれていたわけです。つまり「酒を克服していやる」と自分と酒の間にシンメトリーな関係を構築してしまうと、このシンメトリーな関係がますますエスカレートして自分が壊れるまで続くということになってくるわけです。で、この12のステップを端的にいうとこういった関係性を変化させるというトレーニングになってくるわけですねぇ。これがやはりベイトソンの深いところだと思います。

http://ori-japan.blogspot.jp/2013/07/blog-post_19.html

 もちろん、個人的にはなにかの治療に使おうと考えているわけではなく、心身ともに健康な人が、仕事や日常生活の場面でなんらかの習慣を変える場合にも有効だと考えて着目しているところがあります。

(つづく)

文献

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